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私立探偵 男勝りな女。 サッパリしている。 使えるものはなんでも使う。 法律より国家より依頼人。 仕事を選ばない私立探偵として悪い意味でその界隈で名が売れつつある。 故に、一般的な仕事が来ず金欠。 たまに来る仕事も身辺警護や追跡調査など、もはや警察やSPの分野の仕事であるが、仕事は選ばないのである。 顔がいいので、余計なことに巻き込まれやすいが、身辺警護で身につけた護衛術で回避している。 元々は警官志望だったが、 過去に強姦被害にあった際、 警察が何もしてくれなかった経験があり、 国家の犬では人は守れないと悟った。 その時に支えてくれた日々ちゃんは親友であり恩人だ。 そこから、今度は自分が幼なじみを守りたい一心で、私立探偵になった。 私立を選んだのはなるべく日々ちゃんの傍に居たかったからだ。 依頼が来ると日々ちゃんに車を出してもらう 帰りはおつかれ会とお礼を込めて温泉に寄ったり、道の駅でお土産買ったりしてる 依頼以外にも何かにつけて車を出してもらうが、日々ちゃんの生存確認と身辺調査を兼ねている。 ｢今度は私が」 ＿キルキルイキル通過済み＿　ネタバレ注意 ＥＮＤ１『イキキル』 やっと。やっと護れた。 負担をかけ続けていた自覚はあったけどまさかこの自我までもが日々が作り出してくれたものだったとは。 ありがとう。私を創ってくれて、受け入れてくれて。 負担をかけていたのは昔から変わらず私だったのに、日々は私を護ろうと、残そうとしてくれた。 それだけで十分だ。貰いすぎなくらいだ。 日々が死のうとしたときは驚いたが、傷も残らないうちに阻止できてよかった。 こんな時のために探偵として体を鍛えていたのだ。 探偵としての私は何もできなかったけど、無駄にはならなくてよかった。 私と言う自我を受け入れ、たくさん我慢してくれたのにお礼も言えなくてごめん。 最後に辛い景色を見せてしまってごめん。 最後に畳み掛けるようにして、日々の話を聞かなくてごめん 最後まで好きだよって面と向かって言えなくてごめん 日々が居てくれたから私が居れた。日々が居なかったら私も居なかった。 日々のお蔭で幸せな一生を過ごせた。大好きだよ。ありがとう。 ピアス貰ってくれてありがとう。 たまにピアスを目印に身辺調査に行くからちゃんといきろよ？

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