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バッドエンド対抗組織【Märchen(メルヒェン)】の一員、童話『赤ずきん』に魂を捧げて力を手に入れた者。 目付きの悪い傷だらけの強面、且つ高身長。その上血の染み込んだボロいコートのフードを目深に被った、見るからに不審者、あるいはやべえ奴としか言いようのない男性。大振りのナイフや投擲用のナイフも持っているので、余計にやべえ奴レベルが高い。 こんな外見だが、組織の最年長として他のメンバーを積極的に守り、助けようという気持ちの強い兄貴分気質。全身の傷跡は誰より長く戦いに身を置き、更に誰よりも前に出て後ろの仲間たちを守ろうとしてきた結果である。 【Märchen】に身を置く者として、国を蝕み人々の安寧を脅かすバッドエンドには相応の敵意を抱いているが、自身が魂を捧げた『赤ずきん』の意志であるのか、人狼などの狼系のバッドエンドに対して激しい敵愾心を抱いている。全身に残る傷跡は使用している武器が近接タイプであるせいもあるが、獣型である狼系のバッドエンドと特に多く、激しく戦い続けるせいでもある。 組織の兄貴分を自負しているだけあって、外見とは裏腹に性格は意外と世話焼き。口うるさく干渉するということは無いが、日常生活ではメンバーが不自由していることは無いかとよく観察していたり、もし手が必要だと判断すればそっと差し伸べるような、縁の下の力持ち的な立ち回りをしている。みんな当たり前にバッドエンドと戦う立派な戦士であり大人であるのだから、甘やかすような真似はしてはいけないと思っている。 孤児であり年長であった自分が国の役に立てることは光栄なことであると考えており、御伽噺に魂を捧げられた、つまりは生贄にされ戦士として戦いに駆り出されたことを恨むような気持ちは無い。幼い頃の記憶は無いため、御伽噺に捧げられた時のこともよく覚えていないが、少なくとも今は【Märchen】で戦うことを良しとしている。 強面で本人も肉体派である自負はあるが、割と文学青年の気がある。特に好むのは歴史の類であり、元は自分が守る国のことを知りたいという気持ちから歴史を紐解き始めたが、今では遠い過去を辿る時間の旅にハマっている。もし自分が魂を捧げることなく、【Märchen】で戦うことも無かったのであれば、歴史の教師になりたかった。もっとも、この強面では生徒に嫌われるのだろうなとも思っているが。 いつかバッドエンドを殲滅し、国に平和が戻る時が来れば、自分もこの国の歴史に刻まれる日が来るのだろうか、と思ったりすることもある。自分がいつか「過去」になる日が来るのは少し寂しい気もするが、自分が魂を捧げた御伽噺のように、自分が愛する歴史のように、長く人々の記憶に残り、何かに活かされるのであれば、それは幸福なことだなと感じている。それこそが彼の故国への最大の献身なのかもしれない。 技能についての備考 【武道(赫刃狩猟術)】→かくじんしゅりょうじゅつ。『赤ずきん』の名を冠し、最前線で最も長く戦ってきた彼が独自に身に着けた、ナイフによる対・バッドエンド用格闘術。獣型バッドエンドを相手取ることが多いために、『赤ずきん』に登場する猟師にあやかって狩猟術と銘打っている。若気の至りで名付けたため、ちょっと恥ずかしいのか、正式名称はほぼ言わない(でもイメージ的には血界戦線なので使うと技名が画面に出てくる)。 特徴表 41【目付きが悪い(D)】※デメリットボーナス1d6×10=30pt 目付きが悪すぎて、知り合い以外から怖がられる。APP-1。更に【信用】-10％。 ↓ ただでさえ傷があり強面だが、傷が無くても目付きが非常に悪い。本人は子供も動物も好きだが、体格や傷、何よりその鋭すぎる目付きでありとあらゆる相手に怖がられるのを気にしている。 シナリオ ・メルヒェンメルヒェン メルヒェンメルヒェン 公開HO【赤ずきん】 童話『赤ずきん』に魂を捧げた者。人狼に狂わされ自身の腹を裂いて死んでしまった赤ずきんの代わりにその手に持ったナイフで敵の体を裂く。 推奨技能：【ナイフ】 固定持ち物：ナイフ　ダメージ：1d10+5+DB

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