タグ： kwemk 科学部OB卓 声なき呼び声k

鎌桐蛍（かまきり　ほたる） 幼少期を東京で過ごす。両親の仲が悪く、家の中で喧嘩が絶えないことからストレス性の聴覚過敏となった。小学校に上がった直後にクラスメイトから耳元でおもちゃの銃を鳴らされパニックを起こし、クラスメイトに危害を与えてしまう。この騒動が原因で両親の断絶は決定的なものとなり離婚した。蛍は母方の実家である長野県の谷に挟まれた町に引っ越し、静かな環境とイヤーマフの効果により症状は現在は落ち着いている。子供と大きい音が苦手。 長野では昆虫の学者である祖父と二人暮らし。学校に行けなくなったことを後ろめたく思っていた蛍は祖父から「お前は何してもいい。暇ならおじいちゃんの虫取りを手伝ってくれ」と言われたことから昆虫の観察を手伝っている。主には蛍、セミなどの昆虫の生態調査。虫、植生についての経験値は深いが、系統だった学はない。祖父の体調の関係から、蛍の観察結果を報告し、祖父がまとめて論文とする流れができてきている。 「虫とばっか戯れとるとじいちゃんが死んだあと困るでな」という祖父の勧めで知り合いが経営するコンビニの深夜バイトを調査の閑散期を中心にしている。地元の人はその時間帯にはめったに来ないが、国道沿いにコンビニがあるため、夜でもトラックの運転手を中心にそれなりに客は来る。

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