タグ： ティン茶ロスの犬小屋 【戦国探索者】

「夢を見た。『愛する者を捧げよ。 それができぬならば、光無き場所にお前が来い』と。 天照となゆる存在が彼女であり、その元の親となるべき存在を殺してしまった火之迦具土のように、 その暗き炎が、大切な家族を殺してしまう前に、 天命と、そして僕の意思で、 「家族」となることを辞めて日陰に入り込んだ。」 比叡山炎上【聖、法師】にて作成。 呪文による消費SAN合計＝17点（その他分に消費したSANを記載） 初期発狂：奇妙な食思考：野草を含めて主に花を食す異常食思考がある。美しい花はあまり好まず、 毒を喰らうことができる彼でこそ彼岸花や水仙などを食すことがよくある。 【PCメモ】 「天照」に所属している術者。普段は角があり火の目の紋様が描かれた鬼のような面をつけている。 鬼に対抗する組織である「天照」に所属しているのにそのような格好をしているためか悪目立ちしているが、 よく見てみるとその面の角は折れており、その意味は 「自身は鬼のような悪しきものであり、しかしながら鬼の角を折り、殺す者である」 という意味が込められているらしい。 もちろん。他者に話したことはないのだが。 両親を鬼との戦で亡くし、その後で妹を護り唯一の家族を愛し続けていた。 妹が巫女に命名された際に彼は猛反対したが、その晩、夢に出てきた「何か」が 「その女はお前から離れ、太陽の方に行くでしょう」と言われる。 ただの夢だと思ったが、その後彼の反発も虚しく、天皇陛下の命により妹は巫女となった。 そして、さらにそれから月日が経った晩、また夢を見る。はっきりと姿を表した満月が、彼に告げた。 『愛する者を捧げよ。それができぬならば、光無き場所にお前が来い』 それもまたただの夢だと思ったが、それから彼はよくその夢を見るようになった。 そうして不安に苛まれる中で、その不安が形になったのは、 彼が戦で血を流し返った時、彼に触ろうとした妹が その血に少し触れ声を上げた時だった。 彼女は少しの傷で済んだが、 彼は望まない力を手に入れていた。彼女が美しくそして光のように 眩しいその力を手に入れたように、 彼はいつしかその夢に沿うように見に余る毒と 太陽には到底届くことのできない地獄で舞う炎を手にしていた。 彼は後にまた夢を見た。 その時に全てを諦め、そして受け入れた。 自分は彼女と共に在るべき存在ではないなら、彼女を傷つけてしまわぬよう 彼女との「縁」を切ろう。と。 そして「他者」として、「従者」として彼女を守り続けようと。 そうしてその夢で初めて天命であるその火を見た。 「アマテラスの親で在るイザナギは、 地獄の神で在るイザナミを見捨て、そしてそれを殺したカグツチがアマテラスに会うことなど、 断じて許されことではなかったのだ。」 彼は火を前にしてそう言った。 その次の日から、彼が天照の全てを収める 星詠に対する態度は急変した。 「僕はお前の兄などではない。お前の照らした日の陰（かげ）だ。」 「お前を護り続ける従者だ。なんなりと使え。」 そう言って、彼は「家族」であることを辞めた。 天命に従い、 そしてこれからの彼女を守るために。 【P Lメモ】 ・本来の名前は「緣（ゆかり）」という名だが、家族である繋がりを断つために隠している。 【呪文】 ・天候を変える ◆迦具土神楽（かぐつちかぐら）◆ ▪前提:迦具土を取得している ▪コスト:MP1d6+2 【術:迦具土】を任意のキャラクターに付与する術。 対象は3マス以内の範囲であるなら、何名選出してもいい。 消費コストを払った後、《舞踊》を行い、 成功すれば任意のキャラクターの武器に迦具土を付与する事ができる。 《舞踊》に失敗した場合、1名のみ迦具土を付与する。

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