タグ： 誰がロックを殺すのか

┈基本イメージ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ スラリとした身体を持ちしなやかなパフォーマンスが得意であることに加え、バンドの作詞作曲を務め、身体を震わせるような力強いロックから心に沁みるバラードまで作り上げる。 まるで鱗粉をヒラヒラと降らせては見蕩れた人間を見てクスリと笑い、フラリと姿を眩ませてしまう蝶のように、掴めない。 観客はきっと、挑戦的な蝶の視線に捕らわれた獲物だ。 メンバーからすると彼女自身が、音楽に魅入られた獲物に見えているかもしれない。 他人の音楽を真剣に聴き、それをどうやったら自分の音楽に組み込めるだろうかとずっと考えている。 自分の世界を他人に彩やかに映し出すことを目標としている。 音楽に対してストイックな彼女だが、メンバー相手になると唯のイタズラ好き。 メンバーにバレないようにこっそりとイタズラの準備をして、後から盛大なネタばらしをして爆笑するのが趣味。 イタズラをする為にわざわざ持ち運びの出来るキーボードをバンドで使っている。 ┈生い立ち┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 両親が共にピアニストの音楽家一家。 その影響で幼い頃からピアノを習っていて、音楽に触れる機会が多かった。 手を傷つけないよう、足を鍛える為にキックボクシングに通っていた。 しかし、どれだけピアノを頑張っても親の七光りだと言われるか媚びを売られるかで、誰も自分の実力を見てくれないように感じる。 その内、彼女は「自分の音楽は私が『巫月蝶』である限り誰にも届かない。こんな私の叫びは騒音でしかない。」と考えるようになる。 そして、誰も自分を知らない中での活動をして自分だけの音楽を見て欲しいと考え始め、『誰からの助けもない騒音なりの全力の音楽』を創りたいという思いで「Mr.Noise」としての活動を始める。 曲だけを聞いて欲しいが為に、ネットという匿名性のある場所で、姿も、名前も、性別さえも隠したこの活動は、彼女に自分の音楽への自信を与えた。 より全力の音楽を創る。 自分なりの、自分だけの、自分の為の歌を。 彼女の音楽は、いつの間にか演奏することから「創る」ことへと変わっていた。 自分の叫びをより多くの人に伝えるため、そして親から離れた存在になるため、薦められていた音大への入学を断り、より多くの人と出会いより多くの学びを得られると感じた総合大学の音楽科に入学し、文学系の授業も積極的に入れることによって語彙力を増やし、作詞の幅を広げた。 バンド系のサークルに入って、より多くの人の創る音楽に触れて、作曲の幅も広げた。 日次のスカウトによって、自分の姿を見せて演奏することを決意した。目的は、「自分の音楽をもっともっと輝かせること」。 騒音の中から抜け出した彼女は、宝石のように輝いていたいという新たな目標を持つこととなった。 GEMSの紅一点であり、批判を受けることも多いが、それが自分が正当な評価を貰っている証拠だと彼女の音楽への思いはより強くなる一方である。 そんな強い思いを中和させるように、いたずらっ子でもある。 その行動も、親の通ってきたレールから外れることを決意した彼女の「予想もつかないことをしたい」という思いが出てきているのかもしれない。 ┈影情報┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 実家住み。 両親にはバンドを組んでいることを話していない。 親に自分を否定されるのがまだ少し怖い。 だから、バンドでは普段のイメージとは別の服を着ている。 容姿と見せている性格によって勘違いされることが多いが、根っからの努力家である。 そのため、音楽の才能があり、評価されてきた乙に対して少しだけ嫉妬心がある。 彼の音楽は大好きで、彼のことも大好きなんだけど、自分にも才能があって、評価されていたらもっと違ったのかな、なんて考えてしまってちょっと落ち込む。 周りのみんなの背が高すぎて首が痛くなるので、ちょっとヒール高めな靴を履くようになった。 ┈インタビュー┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 1.物心ついたときから！両親が音楽関係のお仕事をしてたから、その影響で気づいたらピアノ習ってました。 2.これは私の武器。私が私としてあるために必要なものなんだ。私の弱さでもあり、強さでもある。 3.叫びを届ける場所って感じかな？いっぱい叫んで、すっきりして、それが輝いてる…みたいな。 ある意味、世界への手紙みたいなものだと思ってる！そんな丁寧なモノじゃないんだけどね。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 彼女の創る音楽は、本当は心躍るものなんかじゃない。彼女の叫び声が、音楽のかたちを纏っただけである。 だから、私がロックを生かす。 私の、私達だけの音楽を創り上げてやる。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ