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Spica・Cardia(スピカ・カルディアー) HOルルワ 研究所に住む13歳の女の子 アルクという名の双子の兄がいる。 兄のことは「アルクお兄様」もしくは「お兄様」と呼んでおり、とても仲がいい。 研究所でファンタジーな本を中心に好んで読んでいたため、いつか自分だけの王子様が来ると信じている。 幼い頃に読んだ本にある「女の子って何で出来てるの？お砂糖、スパイス、素敵な何か。そういうもので出来てるよ。」の一説が大好きで、自分のことをお砂糖とスパイスと素敵なもので出来ている世界で1番かわいい女の子だと思っている。 実際顔は可愛く、兄にも研究所の職員にも「可愛い可愛い」と言われ甘やかされて育ってきたので自分のおねだりはなんでも聞いてもらえると思っている頭がお花畑の少女である。 職員さんに良く「内緒だよ？」と言われておやつを貰っていたりする、甘やかされすぎである。 将来の夢は自分だけの王子様のお姫様になることだが、それとは別にお兄様と研究所の外を写真を撮りながら旅をするという夢がある。 職員におねだりして貰ったカメラがお気に入り。 おねだりタイミングを測るのは朝飯前であり、人の心情を察することにも長けている。 一人称は「スピカ」 口調は「〜なの！」「〜の！」(「〜なのだわ！」も考えてた) 以下秘匿内容 研究所には双子しかない、本を読む限り双子だけの世界は割と珍しいらしい。 研究所に対して少し不気味に思っている箇所がある。 本で研究所の外を知ることで、他の地域、他の国の人間に対して興味津々だ。 また、スピカは兄を兄だと思いきれていないところがある。 スピカの最初の記憶は大切な誰かと切り離される記憶だった。 スピカにとって、大切な人は兄しかいない。双子の兄しかいないのだ。 幼い頃から違和感を覚えながら共に育った兄だが、何時しか疑問を覚えるようになった。 「今自分の隣にいる兄は、本当に自分の双子の兄だろうか？」 そんなことを頭の片隅で考えながらそんな訳はないと言い聞かせながら過ごしている、兄が本当の兄で無かったとしても自分を今まで愛し、守ってくれた騎士であり王子様はずっとアルクお兄様なのだから。

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