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ふわ　たな 「不和刀って名前はね、ポストにわたしといっしょに紙が入ってたんだって！」「みてみて！お花！が用紙上手に切れたよ！」 『姉というのは妹を守る存在なんだろう。それなら、私は刀を守るために全てを剪(ほろ)ぼし、断ち切る』『っ、刀に余計なことを教えないでくれ！』 争いごとが苦手で図工の時間が好きな女の子。赤ちゃんポストに入れられてて普通の養護施設育ち。 友達思いでお人好し、騙されやすくてよく働く子なので施設の職員などには可愛がられていた。 ただし、他の子供たちにはよく思われていなかったようで数名のグループにいじめられ、それでも優しく説得しようとしたところ相手を逆上させてしまい、たまたま放置されていた断ちバサミで喉をえぐられ死亡。 覚醒と同時に生まれた『姉』が血の滲んだ凶器のハサミで斬ったのは『目には見えない一線』 それは善と悪の堺だったり、自分と他人の絆だったり、生と死の境界線。 一度、越えてはならない一線を越えてしまった相手の線は見えやすく、容易に防衛本能を司る一線を断ち切られた相手は自らに刃を向けて死んでいった。 もちろん施設は騒然とし、『姉』は『妹』を守るために施設を逃げ出した。その先で出会ったのが『フレンドシップ』 姉が出ている間、妹の記憶はないのでまさか刀は自分が人を殺しているとは全く思っていないしそもそも姉がいることも実感できていない。 剪の方が精神年齢や知識が上なのは刀を守るために生まれた人格だということもあり意欲的に知識を吸収しているから。とはいえまだまだ子供で感情が高ぶると冷静になるのか難しい。 剪とセルリーダーの間で刀には普通の施設であるように話を通してもらっている。 普段はセルのみんなと仲良し。 -------------- 能力は刃(からだ)である刀と、戦う意志(きもち)のある剪が揃ってはじめて発揮される。鋏で一線(一閃)、両断するぞ！ 主人格は刀だけど主導権は剪が掌握。 合わせて剪刀姉妹(せんとうしまい)、The scissors sisters(しざーずしすたーず)

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