タグ： noe321835049 火点し頃の蜘蛛踊り

シナリオ「火点し頃の蜘蛛踊り」 HO2／ジャーナリスト あなたは、旅行雑誌のジャーナリストだ。八肢島で行われる島祭りの取材のため、島 へと向かうこととなる。 技能ポイントとは別に、≪写真術≫に+50%、≪目星≫に+15%される。また、STR は 15 で固定となる。 一人称は「僕」。常に柔和な微笑みを湛え、美しいものをこよなく愛する。 廃墟をメインに撮影・取材するフォトグラファー兼ジャーナリスト。 歴史に造詣が深く、写真と歴史的背景を併せた記事は表面上の退廃的な雰囲気だけでなく 廃墟そのものが持つ歴史までもを映し出すとその筋のマニアには人気がある。 自然風景家でもおかしくはないが、本人のミステリアスな解説によりいつもオカルト系に分類されてしまう。 ジャーナリストになる前は数年鍵師として活動しており、道具さえあれば大抵の鍵は開けることができる。 廃墟の閉じられた扉や進入禁止の鍵を開錠する際に便利らしい。※犯罪です 3歳の頃に児童養護施設の玄関前に毛布に包まれた状態で置き去りにされていた。 施設では現在とは別名で呼ばれていたようだが、7歳の時に養父母に引き取られたことをきっかけに 名づけ直された。以前の名前は覚えていない。 養父母に育てられたことに何ら不満は抱いていないが、実の両親のことを覚えていないことには 言いようのない気持ち悪さを感じることがある。 しかしそのことに関して追求も調査することもせず「その方がいいのさ、きっとね」と放置していた。 ある時「八肢島には巨大な蜘蛛が生息しており、島の住民らはそれを信仰している」という噂を耳にする。 信憑性のない話であるにも関わらず、なぜだか八肢島という響きには強く惹かれてしまった。 そこで噂の真相を調査すると共に、この懐かしさともいえる気持ちの正体を探るべく、 島祭りの取材を目的とした旅行雑誌の記者として八肢島行きの船に乗ることにした。 ■真相■ 八ノ瀬千景は、八肢島の民宿の女将・秋穂と故・真崎明弘の実子。名を真崎琉生(まざき るい)といい、荒神珠希の異父兄にあたる。 真崎明弘は島の文化に疑問を持ち反抗していたため、事故を装い殺害された。 危機感を覚えた秋穂は本土から来ていた漁船乗り・柊に琉生を預け、本土に逃がした。 ■卓後■ 島に赴いて、彼は確証はないながらも本当の両親、そして異父妹のことを知った。 八肢島の文化に触れ、八肢神は見ていないが彼らの異常さに関して痛感したことだろう。 しかし、彼はもともと複数回の訪島で調査を行うつもりだった。今回掴んだ情報をもとに、 次回からは変装などが必要だが、島が壊滅しない限り、彼はまたなつかしさを再確認するために訪れるかもしれない。 ともに島を脱出した妹・珠希に関しては、独り立ちするまで面倒を見るつもりでいる。 養父母に預け養育を頼んだり、珠希が望むなら撮影助手として世界中に連れていくだろう。

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