タグ： ｼﾗﾈ

小学1年生(7歳)の時に20代の男性によって誘拐され、長い間監禁されていた。 友だちと遊んだ帰り道に連れ去られ、帰りがあまりに遅いことを心配した両親が警察に捜索願を出したものの、なかなか見つからず、隣町にある男性のアパートで発見されるまでに3年もかかってしまった。 彼女は監禁されている間、身体的な暴力に加え、性的な暴力も受けていた。発見されてからも人に対する恐怖がひどく、ほとんど人と会話できない状態が続いていた。 学力的にも精神的にも時が止まってしまっていたため、小学生の間は学校へは行けず、フリースクールへと通っていた。 その後、なんとか中学校に通えるまでには回復したが、人と会話することが苦手になってしまったため、クラスになじめず友だちもできない3年間を過ごした。 高校は公立の高校へと進んだが、過去の事件をクラスの人に知られてしまい、いじめられるようになる。 そのことをひどく心配した両親は、彼女を私立の学校へと転校させた。 そこではいじめられることはなく、会話が苦手な彼女と一緒にいてくれる友だちもできた。彼女は自身の封じ込めたい記憶ののことを真剣に悩み、前に進みたいと考えるようになる。 そして、彼女が唯一信用している友だちに事実を打ち明け、苦しみを乗り越えて社会へと出るための努力を始めた。 高校を卒業後、大学では経済学や経営学を学び、銀行員になることを決意する。 友だちや家族などのサポートと、彼女の多大なる努力によって、彼女は人と普通に会話出来るようになり、銀行員になった。 銀行に勤めるようになって3年が経ち、仕事にも慣れてきたが、まだ精神的に不安定なときがあるため、事件後から通っているカウンセリングには今でも通っている。 また、人に対する恐怖心はほとんど薄れたものの、完全に克服できた訳ではなく、男性は今でも苦手である。 本当は恋愛や結婚もしてみたかったが、どうしても恐怖の感情が出てきてしまうため、自分には一生縁のないことだとあきらめている。 精神的なダメージが大きかったためなのか、身長があまり伸びなかった。本人もそのことを少し気にしており、男性から合法ロリに見られることを恐れている。 事件があってからろくに運動をすることが無くなったため、運動が得意でない。 また、精神が不安定になると髪の毛を抜いてしまう癖がある。その事を友人に相談したところ、髪の毛を結んでお団子にしたらどうかと言われ、普段はお団子にして過ごしている。 (SANが低いのは、事件により精神力が削られているためである。)

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