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伊原 サク(いはら さく) これ以外の名前はない。本人が面倒くさがった。 陰湿で根暗。口数は少ない。よく「別にどっちでも」と言うが、こう言っている時は大体心の底からどうでもいいと思っている。目つきが悪く不機嫌そうに見えるので(実際に機嫌は常にあまりよろしくない)同僚とも折り合いが悪い。それが仕事上のコミュニケーションに支障をきたしていることは本人も分かっているが、下手に愛想を良くすると益々自分が荒む未来が見えるのでしない。 手品が得意。手先の器用さを活かして腹が立つ上司の私物を隠し、本人に言わずに返すことで混乱している様を見てストレス発散、ほくそ笑むなど性格と根性に少々どころではない歪みが見られる。 会社のことが死ぬほど嫌いでさっさと楽になりたいとずっと思っているが、もうそろそろ諦めかけている。 天使のビアンカは顔見知り。たまに仕事先が一緒になるが、「この写真をごらん美しい朝日だろう、まあ一緒に映っている僕には劣るけどね！！！！！！！(クソデカボイス)」と絡まれ続ける。怖い。何を考えているのか理解できないが、こんな自分にも変わらずずっと接してくれる唯一の人であることも分かっている。ので、関わり続けてくれることに感謝しているし、出来ればそのままでいて欲しいとも(認めたくないが)思っている。 誕生日は12月25日。人間だった頃は今より幾分か社交的で真っ直ぐな性格だった。多分会社の劣悪な環境で性格が歪んだ。

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