タグ： 小森のキャラシ

【ミュージシャン】ロックバンド、ストリートミュージシャン、作詞家、作曲家、演奏家など 技能：言いくるめ、聞き耳、芸術（歌唱や任意の楽器演奏）、制作（作詞作曲）、説得、心理学、値切り、他の言語（英語など） じっとりとした視線と陰気な雰囲気が特徴的な青年。 高校二年生という人生において輝かしい時期であるにも 関わらず、その華やかさとは縁遠く 晴れの日であっても彼の周りだけは どこか薄暗く感じる。性格も容姿に 負けず劣らずの暗く、ダウナーなもの。 かといって素直というわけでもなく 変に頑固なところがあり、本人が納得しなければ どれだけ強く言っても譲らない。 そういった雰囲気、性格も相まってクラスの中では 地味ながらも浮いており一部を除いた 生徒からは避けられている。 誰かとつるむこともなく昼は、屋上付近の階段踊り場で食事をし 休み時間はぼうっと窓の外を眺めている。 運動も勉強も可もなく不可もない成績だが 音楽関連の成績だけは抜群に良い。 それは現在は県外へ出ている四つ上の兄が 左右にギターと歌を教えてくれたことから 音楽方面に興味を持ち、本人なりに練習をした為である。 今は離れて暮らす兄の事を 心から敬愛しており、音楽を続ける事が 唯一の彼との繋がりだと感じている。 …その反面、自分を置いて出て行った 兄の事を心のどこかで恨んでおり 愛憎にも似た想いを抱いてもいる。 いじめっ子、両親、祖母の事は 害悪であり存在する事こそが間違いだと 思っており死んでしまえば良い…どころか いつか殺してやりたいと思っている。 また、自分自身という存在も そんな穢れた血が流れた忌まわしいものだと 考えており一刻も早く消えてなくなるべきと 思っている節がある。 どうして、死すらも選べないのか どうしてこんなにも苦しいのに死のうとしないのか どうして…生きるのが苦痛なのに死を恐れてしまうのか。 鬱屈とした感情は常にぐちゃぐちゃと 混ざりあい、能面のような表情の彼の内側で 澱の様にうごめいている。 ++++++++++++++++++++ 「ああ…こんにちは、 良い天気ですね。雨がふっている？ええ、ええそうですね。 だから”イイテンキ”なんですよ」 「僕は上下左右。 面白い名前だとお思いですか？ そうでしょうそうでしょう僕には似合いの名前でしょう。」

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