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ヴィルヘルム・ディッタースドルフ ◆ステータス オリジナル職業「抗神組織構成員」（2015陸上自衛隊員と互換、ほぼ同じです） 職業技能として「任意の火器戦闘技能」「任意の素手の戦闘技能2つ」「応急手当」「目星」「回避」「ほかの言語」「図書館」 マーシャルアーツ（クラヴ・マガ）……20世紀前半にイスラエルで考案された近接格闘術。フス軍事研究の資料より、組織がこの武術の存在を知ることになった ◆備考 パリにある壮麗なホテル「リッツ・カールトン」で、27歳の頃から働いている執事。 またそれとは別に、9歳の頃より抗神組織「グルッペン・ルーピン」にその身を置いている。 元々はハンブルクの街角に捨てられていた孤児であり、ショックのためか9歳より以前の記憶が全く無い。 その際に現組織の最高司令官である「オットー・ユンゲント」に拾われ、最初は組織の雑用等をやっていたが、次第に現場で働くようになっていった。 故に血のつながった家族というものは存在せず、オットー、オフィーリア、リアの三人を家族のように思っている。 組織への帰属意識も高く、命令に対しては基本的に忠実。 性格は快活で茶目っ気がある、気の良い兄ちゃんといった感じ。 また、特に親しい人には逆に憎まれ口を叩く癖がある。 オットーのことは「ジジイ」、オフィーリアのことは「嬢ちゃん」、リアのことを呼び捨てで呼ぶ。 趣味は絵、そして料理。いい嫁になれる。 自分自身では覚えていないが、代々ユダヤ人の家系である。 父親と母親は悪質なカルト宗教に騙され、ヴィルヘルムに対して悪辣な虐待を施した。 それが行きついた果ての育児放棄であり、今、彼らがどうしているかは勿論、彼が知る由もない。 ヴィルヘルム・ディッタースドルフは、唯一自分が覚えていた、自分自身の名前。 ……とはいえ彼にとっては今が最も重要なことであり、あまり過去についての興味はないようだ。

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