タグ： くらんぶる見切り発車

「大丈夫。あなた達の帰る場所は、私が守ってあげます。だから安心して、任務に励んでください」 名前：前本不亜音/まえもとふあね 　UGNN市支部長。前線に出て斬った張ったするよりは交渉戦、ならびに前線での指揮を主とする。 　ただしリーダーリーダーしているわけでもなく、柔和な微笑みと穏やかな物腰、なおかつプロポーション（※）で支部を運営する、どちらかといえばみんなの意見を取り入れつつ進むタイプ。 　良識もあって常識人、ただし時折笑顔に黒いものが混じる。要は怒らせてはいけないタイプ。 　豊富な知識を保有しており、毒薬に関する知識などもある。ソラリスじゃないのに。 　仕事とか自分の大事なもののためならなんだってやる。それがたとえヤバいことであろうとも。 　並みのエージェント――それも日本支部から派遣されたエージェントよりも、オーヴァード能力の扱いに長けていたり、出自に曖昧な点が多かったり、人生山あり谷あり崖アリ富士ありですよと語るなど謎の多いお姉さん。 異能名（オルクス×ノイマン） 　マリオネット・トゥルーマンショー 【　　自覚する人形達の現実劇　　】 　見えない糸を対象に接続し、前本が念じるままに強化する異能。 　前本不亜音の思考を並列で接続し、言葉で伝えることなく迅速な行動、配置、攻撃を可能とさせる。 　攻撃性能は一切なく、完全に指揮官向けのソレである。 （出自/家族） 　・・・・・・ 　家族はいない。 　出自は天船巴による、クローンに対する人格転写を用いた擬似的な不老不死実験の過程で生み出された彼女のクローンであり、家族という概念は知っていても、それがどういうものなのかは理解出来ない。 （経験/上司） 　天船巴──もとい、自分に様々な学問技術や世渡りの術を"転写"した、コピー元。 　事実上の上司という扱いではあるが、これがそういう立場の人間と呼べるかは甚だ疑問である。 （邂逅/谷修成） 　前本が知る中で唯一"まとも"な人間と評している。 「――踊れ」 「泥の男、鏡のヒト、テセウスの船。あなた達を証明することは出来ず、反証者が現れることもない」 　マリオネット・トゥルーマンショー 「《　　自覚する人形達の現実劇　　》」

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