タグ： 旅館の捕食者

文字カラー：89B7D7 6版ルルブ　作家　ベース　　〈歴史〉→〈薬学〉　毒物を用いたトリックのミステリ小説を執筆しているため 幼少期から読書が好きで、自分で創作して親や友達に読んでもらうことが好きだった。 2年前、大学の薬学部に在籍しており、劇薬や毒物を用いたトリックを思いつき、その勢いで執筆を開始。 薬学部といえど学生レベルの知識では足りないと、先輩づてでOGのHO3に監修を頼み、プロの知識をもとに本格的なミステリを書き上げ、公募新人賞に応募したところ大賞に選ばれる。 現役薬学部女子大生が書いた薬物を用いたミステリ小説ということで大きく話題になり、作家インタビューやテレビ取材を受け、メディア露出を果たす。 監修をしたHO3もインタビューに同席しており、その際にHO2と出会い、3人で意気投合。プライベートでも会うようになる。 その後、作家を目指そうと大学を中退。 しかし、その一作目から2年が経つが全くアイデアが浮かばなくなり、完全にスランプに陥る。 4年制の学部の友達たちはだんだん就職先が決まっていく中、自分は二作目の筆が全く進まずニート状態。 大学を辞めるべきではなかったのではないか、大人しく就職するべきだったのでは……とかなり焦っている。 ストレスが爆発しそうになると壁を殴って発散させている。メンタルはだいぶ追いつめられており、このままでは人間性がまずいことになる。 確実に敷金は返ってこない。 HO1 ジャーナリスト：生田 香奈美（いくた かなみ） HO3 医療従事者（薬剤師）：巳珠 紫呉（みたま しぐれ） デビュー作タイトル「アイは毒にも薬にもなる」　（パラケルススの名言「全ての物質は毒にも薬にもなる」より） ペンネームは「縹 紺（はなだ こん）」。 大学時代に周りの人間関係で男女のいざこざを目にして、それを参考に書いた男女の恋愛や女の友情、裏切りなどの愛憎劇。 複数の登場人物視点に切り替わる群像劇となっており、読者さえも最後まで犯人が分からないような叙述トリックが使われている。 叙述トリックと終盤の伏線回収が見事と話題になる。 殺人の凶器として薬物が使用されているが、一般的に毒とは思えないような単体では毒となり得ないものが使用されており、タイトル回収も行っている。 タイトルの「アイ」は「愛」と「哀」をかけており、人の愛情や感情は薬物と同じで、量や他の人間の感情・人間関係の組み合わせによっては薬にも毒にもなるという意味を込めている。 ■シナリオ終了後 異常な読者 東条 アスカに勝手に家に入られているようなことがときおり発生しているため、生田の隣の部屋に無理やり引っ越す。 スランプを脱したため壁を殴る習慣はなくなったが、生田の部屋との間にあるベランダの壁はこぶしで破壊した。 二作目は猟奇殺人を題材にしたものを執筆中。

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