タグ： なち まりや

普段の一人称は「私」。 常に仮面で顔を隠しており、素顔は誰も見たことがない。 表情が見えないのも相まって何を考えているのか分からず、飄々とした性格をしている。 侵入した形跡や証拠を残さず、どんな人物像か分からない為、警察や探偵からは不可視の意味合いを込めて「怪盗　I（アイ）」と呼称されている。 「あかね院」という孤児院の院長であり、自分もここで育っており、特別な場所だと感じている。 ここに住む子ども達は家族のように可愛がっており、この場所を脅かす存在には容赦しない。 子ども達の前でも仮面は取らない(いつも付けている仮面では怖がられると思い、夏祭りで売られているようなかわいい仮面をつけている)。 子ども達に喜んでもらう為にと、手品を嗜んでいるが、下手くそでいつも失敗している。（失敗した後笑ってもらえるので、本人はまぁいっかと思っている） 人を観察し、その人になりきることに関して天性の才能があり、多重人格といっても疑われない程。幼い頃、この才能を親に気味悪がれ、自宅にて軟禁され、素顔が見えないように仮面を付けることを強いられていた。現在でもそれがコンプレックスになっており、人前では仮面を付けることが当たり前になっている。 両親が事故で亡くなり、家からも出られず餓死寸前だったところに、とある怪盗に盗み出され孤児院に預けられ助けてもらったということがあり、怪盗として活動する傍ら、その人を探し出してきちんとお礼が言いたいと思っている。 基本的に怪盗としてのターゲットは「悪事に手を染めているもの」であり、盗んだ品は足のつかない闇市で売り払い、孤児院の維持費や子供たちへのプレゼントに使用している。 また、仕事時は誰にも見つからないことが多く、血なまぐさいことも嫌いなので荒事は苦手。

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