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「……死人に口なし、正にその通りです」 「ですが、死者は事実のみを語ります。確かにあったこと、……ただそれだけを、遺している」 「……死者の言葉を、正しく拾い上げることができたならそれは、これから生きていく者達に、きっと作用する。……それが救いであるか、苦しみであるかは、私には分かりませんが……」 3/14生。法医学者（オリジナル職業・ベースは医師）。 生きている人間が怖い。ぐるりと回る目が怖い。嘘を吐く口が怖い。向けられる掌が怖い。 生者よりも死者と向き合っている時間の方が圧倒的に多い。時折口にする言葉は「生きている人間は恐ろしいものです。死者は、恐ろしくない」。 幼少期は家族が家を空けていることが多く、孤独に過ごしていた。友人はただひとり、近くに住んでいた少女のみ。 中学生の頃、同級生に暴力を振るわれていた。庇ってくれたのは彼女だけだった。いつからだっただろうか、彼女も標的となった。ただお互いに庇い合うことしかできなかった。 彼女が命を絶った。何が起因したかは彼女のみが知るところである。しかし、暴行の痕跡があることは偽りようのない事実。 でも彼らは「そんな事実はない」と嘯くのだ。 許したくないと思った。死人が口をきくことができたらどれだけ良いかと思った。そんなとき、「法医学」の存在を知る。それが、彼の法医学者を志す切っ掛けであった。 些細なことであろうと、優しくされるとぽろりと涙を零してしまう。 【技能振り分け】 医学→必要。 芸術（死体修復）→仕事。 コンピューター→資料まとめ、データベース検索 法律→法医学者なので…… 精神分析→勉強はしたけど実際人を宥める場面がない（おろおろしてるうちに回復するか他の人がやってる） 目星→微かな手がかりを見逃さない 図書館→資料漁り 聞き耳→なんとなく人の噂話に耳をそばだててしまう 心理学→人の顔色を窺う 回避→人混みを避ける こぶし→防衛本能…… 【取得AF】 鏡中の真実：貴方はその鏡の中に映るものが真実だと知っている。【不定の狂気：健忘症】に陥った場合、一度だけ使用することが出来る。 使用した場合、不定の狂気の期間を1d3ヶ月縮めることが可能である。使った場合、鏡の破片は薄く曇り、上手く物を映すことが出来なくなる。 百鬼夜行を捩った感じの名前。 些細なことであろうと、優しくされるとぽろりと涙を零してしまう。優しくされたい……。 【イメソンメモ】 夏が嫌いになっちゃった／HONEBONE 心は泣いたまま／スネオヘアー グッドバイ／サカナクション メリュー／n-buna 文字色→5654A2（桔梗色） ＜通過シナリオ＞ 31歳 夏 「猿縁爺/えんえんや」生還 「鍋宴/かえん」生還 冬 「鬼の棲む」生還 「鏡中不知」生還 「RE:HELP CALL」生還 32歳 夏 「実験体δは青に微笑む」True End生還 以下、実験体δは青に微笑む　ネタバレ このキャラクターシートは「実験体ν」のデータを参照している。

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