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〇憶那吉乃(おくりな・よしの)/『町葬屋怪異譚』HO1：チーフ 【百合】：「純潔」「威厳」「無垢」「飾らぬ愛」 　あなたは町葬屋のチーフだ。仲間のことを誰よりも想っている。 　あなたには「目的」がある乃 　《芸術：記憶回収》80固定 / 《芸術：葬儀》80固定 「俺は憶那。憶那吉乃と申します」 「例え、誰しもに忘れられたとしても。……俺が、必ず覚えてる。この記憶は、此処に確かに在るんだから」 ・綻びたての百合の花を思わせるような真白い髪に、それよりも日の光を少しだけ足して銀へと色彩を変えた双眸をした青年。 　幼げな顔立ちであり、俗に言う童顔。年齢を間違えらえることがかなりあり、当人としてはもうあきらめている。 　また、小柄な体躯をしているものの、それに見合った敏捷さを持ち合わせている。 ・幼げな外見とは裏腹に、度胸は人一倍。 　肝の据わり方が尋常ではない。 　常に落ち着いており、多少のことでは動じない。  ︎︎また、基本的には穏やかであり、声を荒らげることもしない。誰しもの話をきちんと穏やかに聞き届け、言葉を交わす。 ・体力がないことをかなり気にしており、日ごろから体力をつけるよう心掛けているが、体質的に中々付けられず、実は少しヤキモキしている。 　身長が伸びないことはもう既に諦めているが、それでも、もし少しでも伸びたら体力もつかないか、とほんのわずかな希望を託して毎日牛乳を飲むことを日課にしているが、あまり成果はない模様。 　小食。一口がちいさい。  ︎︎味付けが落ち着いた甘いものを好んでおり、食べている時はふんわりと微笑んでいる。  ︎︎コーヒーより紅茶派。洋菓子系が好き。 ・よしの＝ヨシノユリより。死にゆく人に、眠りゆく町に、永久の記憶に最期に手向ける百合の花。  ︎︎憶那：心の中で眠っている、もう戻らない大切な思い出のことを表した空想の言葉。  ︎︎また、「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」とも掛けて。静御前の言葉。 　ただ、貴方のことを思っています。 ・誕生日：12月31日　 　誕生花：百合 　誕生石：マーカサイト「思い出、憧憬」 　誕生鳥：ナベヅル「家族へのおもいやり」 ・イメソン：「それがあなたの幸せとしても」 【花言葉】 18：仙人草（せんにんそう） 「安全」「無事」 仲間に愛を、敵には毒を。貴方は皆の城壁となるだろう。全てを守るために、自分さえも守りきる強固さが貴方にはある。 30：鈴蘭（すずらん） 「幸福の再来」「意識しない美しさ」「純粋」 何故だろう。貴方は他人を惹きつける。自然と行うその一つ一つの動作が皆を癒す。貴方は見返りを求めない。なぜなら貴方は意識してそれらをやっているわけではないから。 95：毒芹（どくぜり） 「貴方は私を死なせる」「死も惜しまず」 誰かのために死ねるなら。そんなことを本気で考えているのが貴方だ。それはとても危険な思考だ。しかし時には貴方のような人が必要になるのだ。さあ、誰も貴方を止められない。貴方の愛を示すが良い。 ＜以下、『町葬屋怪異譚』HO1：チーフ秘匿情報有り＞ ・零辻ミナギのことは「ミナギさん」と呼び、心から慕っている。 　ミナギの為ならできることは何でもできる。彼のような人になりたいと常々思っており、見習っている。  ︎︎また、彼が無茶をしがちな上に、足が悪いことも知っているから、様々に彼のことを支えられるよう、日々色んなことを頑張っている。家事や炊事など、彼の為に色んなことをきちんと覚えて、許してくれるならばミナギさんのお世話をしている。  ︎︎敬愛、親愛。大好きで、心から愛していると言える。信じている、と言える。……けれど、ほんの少しだけ、その枠に収まるのか首を傾げる感情があったり、なかったりも、するかもしれない。  ︎︎けども総括して、誰よりも大切な人であることは間違いない。彼が許してくれる限り、傍にいるつもり。 ・自陣の三人が人ではないこと、驚きはある。 　けれど、彼らがどんな存在であろうとも、生きていることは確かだから。 　だから、彼らがこの先も彼らとして変わらず生きれるように、力を貸したいと切に思う。  ︎︎彼らの心が壊れてしまわないように、心だけでなく彼らのことを全部、守れるならば守りたいとも、心から思っている。 　どんな彼らであったとしても愛おしくて、どんな彼らであったとしても、彼らのことも愛してる。 ・家族のことは、何も覚えていない。だから、実際家族がどんな存在なのか、分からない。 　けど、…………こうして、仲間たちのことを大切に思えることは少しだけ、この場所を家族だと思えていることなのかなと、そう思う。 　これは、気恥ずかしくて、誰にも言えていないけれど。 　ミナギさんも、みんなも、大事な家族だから。 　だから彼らのことを守りたいし、力になりたい。  ︎︎家族のためならば、どんなことでも、俺は出来るよ。 ・片耳のピアスは、ミナギさんと対になるように。 　ミナギ、の水と合わせた雫の形。ほんの薄っすらと光に照らすと紫に見える色合いのもの。 ◉ PL情報 - 秘匿HO1 あなたは町葬屋のチーフだ。仲間のことを誰よりも想っている。 あなたには「目的」がある。 それはHO2、HO3、HO4を『人間』にすることである。 HO2、HO3、HO4と過ごすうちに、3人が精巧に作られた機巧人形(からくりにんぎょう)であることに気づき、どうやら3人はそれを自覚していない。 だが3人は自分たちのことを人間だと思っているため、もしこのことを告白すれば3人の心は壊れてしまうだろう。 3人が、自分たちは人ではないと気づく前に本当の人間にしなければならない。 ▼HO2、HO3、HO4について 零辻ミナギがスカウトしてきた者たち。 あなたは3人を信頼しているし大事に想っている。 ▼零辻ミナギ 「君の両親は私に君を預けてどこかに行ってしまったんだ。俺は君の親戚だよ」 いつだか零辻ミナギにそう言われた。彼はあなたが唯一悩み事を相談できる人だ。 HO2とHO3とHO4のことも相談済みで「一緒に考えていこう」と協力してくれている。 また、あなたは零辻ミナギに対して一層強い感情を抱いている。 (プラスの感情であれば特に制限はない) ▼『秘薬』について あなたが町葬屋のチーフをしている最大の理由は『秘薬』の捜索だ。 零辻ミナギは「日本のどこか、地図から名前を消された場所に『秘薬』はある。これを使えば人間になることができるはずだ」と古い文献を見せながら言ったのだ。 町葬屋は日本全国に赴くため、あなたはその度に『秘薬』はないかと探している。 だが現在まで発見には至っていない。 PC作成について ■性別不問 / POW18固定 ■年齢は27~30 ■《芸術：記憶回収》80固定 / 《芸術：葬儀》80固定 《芸術：記憶回収》：これはその土地の記憶を読み込む。 『秘薬』に関する情報も回収できることだろう。 いつ会得したかは覚えていないが零辻ミナギに教わったと記憶している。 何度も使用することはできない。多くて1日2回だろう。 個別推奨技能：《戦闘技能》《心理学》 武器の種類は任意(持ち運べる範囲で) ・昔の一人称は「私」だった。  ︎︎けれど、ミナギさんと長らく共にいたから、彼の一人称が写って、「おれ」と言うようになった。 ＜以下、『町葬屋怪異譚』通過後情報＞ ・『町葬屋怪異譚』：SAN-25,応急手当+35,聞き耳+6,写真術+6,図書館+4,ナビゲート+13,医学+1,オカルト+1,クトゥルフ神話+12,芸術(記憶回収)+2,考古学+5,人類学+1,生物学+4,芸術(葬儀)+11 【後遺症】 「機巧人形」 ▼HO1の場合 外見や行動は普通の人間と変わりない。 ただし中身は機巧人形であるため生殖機能を有さない(性行為は可能) 寿命もなく、壊れるまで動き続けることができる。 HP、並びにPOWの値は途中で提示された通りのものとなる。 怪我に関しては《応急手当》《医学》では治療不可。切り傷程度であれば自然治癒する。 元のHP分のダメージは自然治癒の範囲となる(例：元のHPが12であれば12のダメージを負っても自然治癒が可能) だがそれ以上のダメージを負った場合は四肢のいずれかが破損することになる。 四肢の切断に関しては機巧師に頼まない限りは治らないが現代ではそうそういないだろう。 毒によるPOT対抗に関してはKPPL間で相談してもらって構わない。 (毒の種類によってはダメージが入るかもしれない / 金属を溶かす要素など) 「秘薬」 赤茶けた土まみれの巾着袋に入った、淡く青白い光を放つガラス玉。 機巧人形を人間に出来る秘薬。一つだけ。

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