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・職業 怪盗(豪華客船と怪盗団にて作成した) ・特徴 手先が器用：任意の製作技能の初期成功値が50%になる。また、機械修理及び電器修理の成功値に+10% 鋼の筋力：DBが一段階向上する。この探索者の場合は+1D4から+1D6に強化される。 ・AF 翡翠の石：幸運+10 ・突破シナリオ 豪華客船と怪盗団 「随分と愉快な船旅だったな。」 妖精の卵 「我が名は怪盗ウルカヌス。我が同胞を傷付けるのであれば、立ちはだかるものが何であろうと容赦はしない。」 ・経歴 その男は必ず盗みを成し遂げる。彼の前に立つモノは全て彼の駆る爆炎により塵芥と化し、証拠を文字通り破壊し犯行に及ぶ現代の悪魔。男はローマ神話に登場する火の神の名を借り、自らをこう名乗る。 ――怪盗ウルカヌスと。 灰色の髪で背の高い細身の男。しかし、肉体の鍛錬は欠かさないため、その体付きに反して筋力は凄まじい。細マッチョというやつである。 レオナルドはイタリアのとある裕福な家庭に生まれる。彼にはソフィアという見目麗しい妹が居た。彼は妹のことをこよなく愛しており、一種の独占欲すら抱いていた。しかしそんな彼の大切な妹は、婚約者ができるという形で自分のもとを去り、その婚約者の都合で日本へ旅立ってしまう。その人物が、自分よりも魅力的な人物であるという事は、彼自身も認めていた。しかし、自分の独占していた相手が、こうも簡単に奪われていいものかと彼は怒り狂う。やがて、日本へ渡った妹とは連絡が取れなくなり、婚約者共々行方不明になったということを知った彼は、後悔した。自分が妹を手放すことがなければ、このような事態には至らなかった…と。この時、彼の中で何かが崩れたのだろう。元々異常とも言える独占欲を抱いていた彼の最後のリミッターが外れたのかもしれない。彼は欲しいものは誰かに奪われる前に奪い、自らのモノとすることを決意した。そうしなければ失ってしまうかもしれないから、失ってからではもう何もかも遅いのだと。そうして、欲しいものを手に入れるためであれば、どのような手段を用いても構わないと考える冷酷かつ残忍な性格へと成り果てた。彼は自分の力とネットワークをより強固なものとするために怪盗団に入団する。 表向きは誰にでも優しい紳士である。しかしそれは表面上の話。彼は自分が仲間と認めた相手以外を基本的には信用しない。逆に彼が仲間だと認めた相手は、同じ何かを求める願望を内に秘めた人物…すなわち怪盗団の人間も含まれるのだが、協力的に接する。彼は欲しいものを手に入れるために手段を選ばないだけであり、仲間に信頼を置かない訳ではない。優秀な者であれば特に高く評価し、敬意を示すほどでもある。しかし、彼が怪盗としての行動をする時は、普段の姿からは想像もできないような極悪非道っぷりを発揮する。 爆弾は彼の相棒である。彼の通り名である怪盗ウルカヌスから連想されるように、彼は発火物や爆発物を用いた作戦を敷くのが得意中の得意である。それは陽動に使われることもあれば、頑丈な金庫などを大胆に破壊する際に使われることもある。爆弾の規模は状況によって決められ、現場に合わせて作成する。また、証拠は文字通り吹き飛ばすことで抹消する。目撃者が居たのであれば、口封じとして吹き飛ばす事すらある。ただし、目撃者全てを爆破する訳ではなく、何らかの利用価値があれば生かす事がある。爆弾の扱いにはとことん長けており、少ない材料からでも短時間で強力な爆弾を製作してしまう。爆弾は怪盗になる際に扱いを覚えた。怪盗団に入る前に、彼は爆弾作成中に顔面に大怪我を負い、顔に酷い傷を作ってしまう。彼はこの傷を隠すために時折仮面を被っている。そうして、犯行に及ぶ際には専用の仮面を被って登場する。 と、色々と凄まじい事が書いてあるが、彼は怪盗団にとっては「紳士的かつ的確に仕事をこなし仲間内における信頼も厚い外人のおっちゃん」という人物であるはず。本人は結構船旅が好きなのでノリノリである。 とある出来事によって、彼は自分の妹のことを永久的に忘却してしまった。自分が何のためにこの道を選んだのかを忘れてしまった彼であったが、今は、共に戦う仲間を信じ、日々盗みを成し遂げている。

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