タグ： 誰がロックを殺すのか

HO1 あなたはこのバンドのリーダーを担っている。 メンバーをまとめたりバンドの方針を決めるのはあなたの仕事だ。 一人称：俺 二人称：お前(あなた) メンバーは名前呼び捨て、他は適宜敬称 アーティスト名:ky 五年前に結成されたロックバンド「ザ·グロウイング」のギターボーカルでありリーダー。「ザ·ウィンドフォールズ」を非常にリスペクトしており、バンド名には彼らのように自分たちの道を突き進みたいという思い、完璧で完成されている状態まで成長していくという決意を込めて名付けた。 コミュ強陽キャ。場を盛り上げるのが好き。メンバーやファンには結構ぐいぐい行く。恥ずかしい台詞を恥ずかしいものと捉えずに普通に言うようなタイプ。たまに比喩表現が理解できず天然の人みたいになってしまうときがあるが、頭が固いだけで天然ではない。こう見えて院卒。IQは低いが成績は良い、というような感じ。 幼い頃から好奇心が旺盛で、色んなことをやってみたがる性格。興味を持っては手を出して、を繰り返していたが中でも歌を歌うことが好きで得意だった。得意と胸を張って言えるのは歌くらいだったが、小説や漫画、彫刻に絵画など、創り出すものに大きな関心があった。自分には到底思い付けないような“表現”の数々に、ある種尊敬や憧憬の念を抱いていた。 勉強をすることは好きだったが、発想力やひらめきを求められるものは苦手。何か作品を作ろうとすると面白みもひねりも無いくっそシンプルな仕上がりになる。そもそもこんなものを創りたい！という面白い発想が出てこないのだから仕方ない。 歌声に気持ちを乗せて伝えられるようになったのはまじで努力。 ロックは可能性だと思っている。自分自身をさらけ出すためのツールであり、音楽の無限の可能性を見出だすことのできる舞台。自分の思いを音楽に乗せるとき、どこまでも高く上っていけるような気がする。 自分に正直でいたい。やりたいことは我慢しない。後悔できないような生き方をする。そんな姿を見て欲しい。 ロック好きの7歳上の姉がおり、彼女に感化されてロック音楽を聴き始めた。様々なジャンルの音楽を聴いていたが、高校から趣味の範囲でギターを始め、初めてライブへ行った大学院2年、五年前の夏にミュージシャンへの道を進もうと決意した。 シスコン。物心ついたときには父親が他界し、母親は病で入院していたため、姉と二人で生活していた。父の遺産でお金には困らなかったが、無駄遣いはできないので欲しいものはバイトで稼いで買っていた。まだバイトができる年齢でない頃、やりたいことに必要なものを与えてくれた姉にめちゃくちゃ感謝している。出かける度にお揃いの物を買うほど仲が良く、毎回メンバーに自慢していた。 そんな姉が若くして一年前に亡くなっており、それから空元気のような振る舞いが目立つ。 プライベートだと結構穏やか。陽キャ感が薄れる。メンバーと楽器を触っているときはコンタクトだが、目が疲れるので家では眼鏡をかけている。 柔軟な発想はできないものの、哲学が好きで大学でもその辺りを学んでいた。好きな言葉は「人間は考える葦である」 子供の頃やんちゃに遊んでいると、女子から「なんか騒ぎながら走り回ってるの似合わないよね～」と言われたのがきっかけで大人しい振る舞いをするようになった。今ではステージ上の情熱を爆発させている自分も、静かに本を読み勉強している自分も、どちらも本当の自分でタイミングによってやりたいことが変わるだけ、と割りきっている。 「くぅ～～ッかっけぇぇぇ！！俺も歌いたくなってきたぜ！！」 「あ、これか？姉貴にもらったやつだ！」 「俺はこれまで知識はたくさん身につけたけれど、どう頑張っても柔軟性は身に付かなかったからな」 「キャラが切り替わっているからって、別に無理にキャラを作っているわけじゃないし、自分を押さえつけてるわけでもない。人に二面性があるのはおかしくないだろ？俺は自分のやりたいように生きているだけだ」 「姉さん！今度またライブできるんだ！見に来てくれるよな！？」 「こういう感じのが良い、って大分抽象的なイメージ伝えるとすげぇドンピシャな曲にしてくれる。あいつはマジで天才」 「やっぱ熱量がすげぇよな。あの情熱ぶつけられると背中押されるっていうか、やってやろうぜ！って気持ちにさせられるんだ」 「バンド結成する前から世話になってるし、皆を引き合わせてくれた恩人でもある。彼がいなきゃこのバンドは存在してない」

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