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10/15 名前は金木犀より 2-1:手先が器用 5-3:失敗は発明の母 カラーコード #e0803a 以下ドッペルゲンガーの証跡ネタバレあり HO4秘匿 一年前の事故のときから杖をついて歩いている。 別に全然普通に歩けるし走れるがその方が都合が良いためである。 仕込み杖 恋人の名前は鳳花(ほうか)だった ほーちゃんって呼んでいた ## HO4 道標たる羊糸は切れたのだ ```貴方はかつて愛するヒトクローンの恋人と共に事故に遭い、生き残ってしまった。 丁度一年前に、貴方は恋人と山道をドライブしていた際に雪崩に巻き込まれてしまったのだ。 貴方は幸いにも救出されたが、残念ながら恋人は遺体となって発見されてしまった。 ヒトクローンであった恋人を、貴方は深く愛していた。ちなみに、恋人のオリジナルとは出会ったことがない。 恋人が貴方にヒトクローンであることを告げたのは、告白した時だった。 恋人は貴方に告白された時に「自分はヒトクローンだから、偽物だから」と言ったが、貴方にとって相手は偽物などではなかった。 それから恋人となって、付き合ってからは実に幸せに過ごしていた。 そんな幸せは去年、突然潰えたのだ。貴方は恋人を深く愛している。 取り戻せるならどれだけいいのだろうか、それはとても簡単なことなのかも知れないが。 だが、ある日貴方は街中で、恋人を見つけたのだ。 見間違えるわけもない、それは貴方の愛した人だった。もしかしたらクローンかもしれない。 それでも、今の貴方に追わない選択肢を取ることはできなかった。だが、結局見つけることは叶わなかった。 不意に、貴方は思う。何故、彼女というヒトクローンは生み出されたのだろうか。 しかし、彼女はそれを頑なに話さなかった。 でもその話をする度に、暗い表情をしてしまうからいつの日か聞くのをやめてしまったのだ。 だって、それは存在価値を作られた理由に求めていると言っても変わりないのだから。 彼女は不運にも事故で死んだが、何かを抱えていたのは間違いない。 ところで、貴方は一週間前に恋人の部屋からとあるものを見つける。 それは一枚のカードだった。 一文だけ書かれたそれには「2×××年 2 月 16 日 山道にて死亡予定」と書かれていた。 不安が募る。まさか、あの事故は全て仕組まれていたことではないか、と。 貴方の目的は【恋人の死の真相を知ること】そして【見つけた恋人のクローンに会うこと】である。 ``` > 〈探索者作成ルール〉 ```26～30 歳。元々捜査一課の今のチームに加わったのは一年前だが、他の探索者と関わりがあっても構わない。 この部分に関しては話し合ってもらって大丈夫だ。貴方は様々な知識に富んでいる。 好きな知識技能を三つだけ、+40 することができる。また、貴方の EDU は 1d6+15 で決めること。 ``` > 〈他 HO に対する個別情報〉 ```貴方は HO1 がヒトクローンを嫌っていることを知っている。 それは本人から直接聞いたわけではない。 だが、以前、ヒトクローンの事件に関わった際に、彼から憎悪の色を見たのだ。 その他の HO の人間については自由にしてもらって構わない。 ```

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