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■プロフィール 本名：九道 冴廻（くどう さえ） 誕生日： 身長：155cm 好きなもの：誰かからの「ありがとう」の言葉 嫌いなもの：不便なこの身体 ■人物 　家の事情的に表で働けないが故に闇医者となった独身アラサー外科医。バイトとして知り合いの私立病院で週2で働かせてもらってる為、一応一般的な医者のフリもできてはいる。 　医者になった理由は幼い頃からの憧れだったから。 　明治維新後、廃止されたはずの陰陽道を秘密裏に継いできた九道家の長女(養子)。兄は実家を引き継ぎ、今代の陰陽師としての職を全うしている。冴廻自身には陰陽師としての素質はあまり無く、元から家を継ぐ子としては生まれてこなかったが、反面魔を寄せ付ける才が高いことから、重要な神事が行われる日などは人身供養の如くその身で悪鬼を寄せ集め、陰陽師たちに祓ってもらうと言った儀式を行うことで家もとい国家に貢献してきた。 普段は魔除けの護符等のお陰で普通に暮らすことができていて、大学も普通に卒業できたものの、冴廻の才は陰陽道の発展に繋がるとして実家から出ることは許されなかった。それ故、家の中の者を中心に診る時間の方が多く、外界との繋がりは細いものとなっている。ただし、偶然にも神話生物との戦闘で傷ついた門下生たちは絶えないため、その腕を衰えさせることはない。 　冴廻には家に代々継がれてきた神話生物に関する資料を閲覧する権限は与えられておらず、儀式の時も意識を失った状態で寄せ餌として使われるだけで、一度もしっかりとその目で人外を捉えたことは無い。家からの理由としては、無用な知識が増えることで冴廻が餌としての職を放棄してしまいかねないからと言ったもので、冴廻自身も家への貢献は九道の家に生まれた者として仕方のないことだと諦めているため、反感を抱くこと無く従っている。冴廻が幼い頃、何故自分は家の資料を読んではいけないのかと問うた時に冴廻にそう答えたのは実母で、冴廻は無自覚にもその時の母の目を恐れていたが、母としても陰陽師としての才の無い冴廻が家に捨てられることなく、また狂気に精神を蝕まれることなく生きていけるのなら、それが最善であり愛であろうと納得したが故の応えだった。 　九道家では稀に寄せ餌の特性持ちの者が生まれることが度々あり、冴廻の祖父もそうだった。故に、冴廻は祖父が存命の頃は屋敷の蔵の中に監禁されている姿しか見たことがなく、自分もいずれここに入るのだと思っていたが、祖父の遺言で冴廻には自由をと云われたため、家の総意で蔵での幽閉は無くなった。 　当時の家長たちが悩みに悩んだ結果、冴廻用の護符などを新たに作ることで寄せ餌の力を抑えつつ普通の人間らしい生活をおくらせることとなったが、それも本来は義務教育期間までであった。その時に冴廻を助けたのは歳の離れた従兄弟で、医者でもあった彼は冴廻にとっての自由を尊重しない家と対立し、一時期冴廻を拐って外で暮らさせようとした。けれど運悪く護符の力がつきた瞬間、冴廻を狙った神話生物が襲いかかってきたことにより、従兄弟は冴廻の目の前で殺されてしまった。幸い兄たちが駆けつけたことで冴廻は救かったが、自分の力の影響力を自覚したことにより冴廻自身の中に自分の有るべき立場が刻み込まれた。 　その後、命懸けで救おうとした従兄弟の為にもと、冴廻自身の意志で医師を目指すものの、自分以外の命を守る為に家に軟禁される状況を良しとし、今となっている。 ■人間関係 ・天宮 蛍火(PLもなか)……臨床実習生時代、実習を受けていた病院の屋上から飛び降り自殺しようとしていたところを目撃し、咄嗟に止めた。以降なにかと懐かれ、外科医となった今も交流は続いている。 ・見沙原 いと(PLもなか)……一時期家に来ていた女性。実の両親を探してやって来たが、既に死んでいたことがわかってから、何処かへ行ってしまった。家に留まっていた時は外の話をいくつか聞かせてもらったりした。 ・桜木 凪(PLもなか)……ある日突然現れた少女。早朝から住み込みで働かせてほしいと門前で土下座していて、家長が折れたことで家で保護することにした。経歴が謎で、戸籍等で確認はとれるものの、何故か1人も知人や親族がいないらしい。陰陽道の力は無いため、護符を巻いた刀を振るって祓魔師として働いている。 ・源 鉄(PLもなか)……家同士の付き合いがある平家の人間。たまに見かける機会はあるが、会話したことは無い。ふとした瞬間、じっと見られているような気がする。 ■特徴表 4-6 寄せ餌→D追加技能ポイント40 陰陽師の才の代わりに生まれながらに持っていた才。お前は災いの元なのだと言われて育った。家から貰った護符を身につけていると比較的寄り付いてこないため、一応普通の生活はできる。 5-1 動物に好かれる 歌を歌うとよく鳥が泊まりに来たり猫が寄ってきたり犬が歌ったりする。兄には簡易動物園だと言われた。 ■備考 【劇中展開】 　九道家は反乱軍『リベルタス』によって壊滅させられる。『リベルタス』が動いた理由は、かつて仲間であった九道史郎（冴廻の従兄弟）の遺言で冴廻を救い出すよう依頼されていたから。しかし、世界情勢や日本の警察関係の警備の硬さからなかなか依頼を達成できず、やっと果たせたのは十数年以上経ってから。反乱軍に誘拐されて以降は暫く周囲を拒絶し続けたが、史郎の遺書や自分の置かれていた状況を客観的に分析する時間を得たことで、反乱軍に全面的に賛同はしないものの、負傷者の手当を行う救護部に所属することとなった。 　寄せ餌については史郎からある程度の話は通っていたが、詳しい資料については九道家の抵抗で燃えて消えてしまったため、『リベルタス』が神話生物について知ることは無くなった。とりあえず九道家にあった護符等を全部持ち出したので、今はその影響を抑えることはできている。 　また、桜木 凪は九道家が襲われている最中に行方不明となり、その後消息は掴めていない。 【イメソン】 ・生きてゆくのに心は（Δ） ■以下、様々なシナリオのネタバレになるため、スクロール注意 ■シナリオ報酬関係の備考 【AF】 ・ 【後遺症】 ・ ■通過したシナリオ 『 （KP →

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