タグ： 藍上さん

. ▼プロフィール 「死にたくないなら俺の言うことを守れ。診療は以上だ」 通称『キヨ先生』。職務上実名は伏せている。 ならず者たちの間で名医と謳われる若く優秀な“闇”医者。 彼の助言に従うと生き延びることができると噂されている。 ただし善人ではなく、時と場合によっては平気で見捨てることもある。 社会から外れた彼が人を助けて生きるのは、かつて命を救われた一握りの善性ゆえである。 時折持ち込まれる不可解な死因（レネゲイドによるもの）に興味があり、不可思議に対する好奇心がある。 人魚伝説に興味があり今回の観光へGo。 ちなみにヘビースモーカー。 ▼能力 覚醒したら龍神の“水”を行使する予定。 体内の血液等から生成した水が龍を象り噛み砕く、あるいは水を媒介にした炎を放つ。 「湿気があると燃えて、乾くと消える不思議な炎」を、ソラリスの《エクスプロージョン》で再現。 https://kaiun.sseikatsu.net/ryuu/ ▼出自:犯罪者の子 父、母、自分、弟の4人家族だった。 順風満帆だった生活は、父の逮捕により一変する。 事件後『人殺しの家族』として扱われるようになった。 学校の友人たちは犯罪者予備軍を見るような目で遠巻きに見るようになった。 野次馬は『どっか行け』『人殺しの金で生きてて恥ずかしくないのか』と家族ごと罵る。 父に恨みのある遺族には、真鍋一家を殺そうとする者もいた。 実際、清孝は殺されかけたこともあった。 母親と弟は理不尽な迫害に嘆き、あるいは憤慨していた。 しかし清孝はそれらよりも“納得”が勝り、諦めはすぐついた。 ──父親と自分が似ていると確信したからだ。 似ていたのは顔や雰囲気だけではない。 どうすれば殺せるかが自然と頭に浮かぶ癖は、父親譲りだったらしい。 加害側として合理的な手段を倫理観なしに選べる……俗に言う『サイコパス』の素質があったのだ。 積極的にそうしたいとは思わないが、やろうと思えばできてしまう確信があった。 何より……母親が嘆くのだ。『あのひとに似ていく』と。 将来的には弟も似ていたのだろうが、自分の方が成長は当然早い。 『お前は死んだ方がいいのかもしれない』と嘆く母は、安寧を願ったのか平和を願ったのか、あるいは両方か。 何にせよ、犯罪者予備軍扱いもこの迫害も妥当なのかもしれないと思っていた。 ただ、それで殺されるのはごめんだった。 そうして真鍋一家は、逃げるように引っ越すこととなった。 度重なる引っ越しのうちに、表社会の営みから外れて、日の差さない裏社会の町並みへ。 このとき、弟は1人で生きていく道を選び、残るは清孝と母のみとなった。 ▼出会い：いいひと 気狂いになった母をなんとかできないかと病院を探していた折、精神病院から脱走してきた患者に襲われ死にかけた。 父親の被害者家族だったのか、あるいはニュースで見た顔に重なって狂乱したのか。 押さえつけられ殴られ、落ちていたガラス片で刺され……命からがら逃げてきたものの、力尽きて倒れてしまった。 仕方のないことかもしれないと思った。 結局血は争えず、どこまでいっても自分は『知能犯真鍋の息子』なのだから。 ただ──殺されるのが『犯罪者の息子として』であり、『ただの真鍋清孝として』ではないことが、寂しかった。 目を覚ますと診療台の上だった。 倒れていたところにたまたま通りかかったその人が助けてくれたのだ。 なぜ助けたのかと聞くと「死にかけていたから」と、それだけ言う。 支払いをどうしたらいいか尋ねると「要らない。早く帰れ」「ガキから取るほど落ちぶれてない。そういうのはそこらの裏金持ちに払わせる」「どうしてもと言うなら働いて返せ」と返される。 何も持っていないただの自分に差し伸べられた、1回きりの善意。 この出会いが、清孝の心に一握りの善性をもたらし、清孝を支え続けることになる。 ▼伝説 闇医者に命を助けられた後、その診療所に通うようになった。 手伝わせてもらううちに熱心に技術を学び、継ぐに至った。 恩師亡き後、診療所を継いで診療を行っている。 清孝には「こうすると死ぬだろう」という、知能犯である父親譲りの直感があった。 だからこそ「生かすなら絶対にこれはしない」という選択ができた。 死なないための治療と助言が、予後まで含めた患者の生存率を上げている。 そうして「キヨ先生の言うことを聞いていれば生き延びれる」と伝説になっている。 ▼補足 途中から学校には行っていないが、戸籍を保持したまま転々としていたため、身分証明は可能。 運転免許証もとりあえずある。 普段は人目につかないように保管している。 ▼PCハンドアウト ワークス/カヴァー：指定なし(※UGN/FHと名の付くワークスは不可)/指定なし シナリオロイス：八尾村(やおむら) 推奨感情：P好奇心/N不信感 ---- 君はある日、『人魚が棲む村』の噂を耳にする。 何でも数十人の村人がいるだけの小さな村であり、人魚伝説以外は謎に包まれているらしい。 しかし最近になって積極的に他所の人間を受け入れるようになり、移住者が後を絶たないのだという。 成程、面白いじゃないか。 君は好奇心を胸に八尾村への観光ツアーを予約することになる。 ※覚醒枠。覚醒は『素体』とする。 ※覚醒が上記と同じであれば過去に起きた出来事として既存PCを使用しても構わない。 ▼補足 弟：真鍋孝太郎 「親は親、自分は自分」だと主張し、表社会でそのまま生きていこうと、後に出ていった。 ……兄弟揃って父と同じ癖、高い知能を有していて、である。どちらが生きやすかったかは未だわからない。 以下ロイスまとめなのでネタバレ ---------------------------------- Dロイス変異種 ①恩師　○傾倒／不快感 ②親父　親近感／○憐憫 ③村　好奇心／○不信感 ④玻璃　○好意／脅威 ⑤ジャーム　○同情／恐怖 ⑥春日　尽力／○脅威

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