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3－4　戦士　あらゆる近接戦闘武器の初期値50 【ベース】オリジナル 1年前に思い切り蹴られた時に足の骨が折れ、そのまま病院にいかなかったため骨が歪んだまま固定される。そのため走ったり、外気が冷えると痛みが走る。 手先は器用な方だったが、少し神経系にも影響したのか、手の痺れもあり、細かな作業だと失敗することがある。 幼い頃から両親に習わされていた剣舞で基礎体幹はしっかりしているのでカバーできているし、多少の痛みは顔には出さない。 足に負担をかけないよう、最近は剣の稽古は休みがちである。しかし自己鍛錬でできる部分はしている。 8年前から、ひろの表情が曇りだし、4年前から勝が変わってしまった。二人とも大切で、大事な幼馴染なのに、何に苦しんでるか全く分からなかった。 勝が自分を殴り、性的暴行を自分に繰り返すごとに、なぜか泣いてる気がして、精神的に痛めつけられているのはどちらなんだろうと霞む意識の中いつも思っていた。 おそらく勝の豹変も、幼馴染の苦しみもこの村の何かが彼らを苦しめているのだろう。 少年少女が18年、もしくは生涯隔離されるというのに、それを『誉れ』と受け止めているのはおかしいことのはずなのに。 普通に穏やかに暮らす人々の裏に、目に見えない何かを孕む村の風土が横たわっていて、ひどく気持ち悪かった。 でもその違和感に気づくことなんてできやしないのだ。この村に生きている限りそれは『当たり前』のことで。自分だって勝や兄、洋子さんのことがなければ疑問になんて思わなかったかもしれない。 なぜ兄『健太』を養子にとったのか。自分と血の繋がりがないはずなのになぜ『健太』と自分はそっくりなのか。 洋子の態度は何なのか。神子と蛙徒の役割はなんだというのか。 全てが分からない事だらけだが、両親に問おうとしても何一つ答えはもらえず。 それならば自分の足でなんとかするしかないと。助けたいと。いざとなったらこの村から連れ出して見せると。 そう思って方法を自分で探していた矢先に『蛙徒』の話が来たのは、まるで見透かすようなタイミングに、知らせが来たときは笑ってしまった。 村に縛り付けようと足を掴まれているような、そんな感覚がひどく滑稽だった。思わず声を上げて笑うと、親は嬉しそうに「おめでとう」と微笑んだ。狂ってる。 息子を一人亡くしているのに、笑顔でそう言えることに酷く冷めた気持ちになりながら、微笑んでこう言った。 「ありがとう、父さん。母さん」 気のいい家族だけど、全てを分かり合えるわけではないのだ。これも仕方がないこと。皆生まれてずっとこの村で暮らしているのだから。 勝への気持ちがもはや依存なのか、恋情なのか、在りし日への憧憬なのか、自分でもよくわからない。それでもこうしてどれだけ歪んでも縁を切らない勝が愛おしくて、悲しくて、守りたいとそう思った。たとえ嫌悪されていても。 外側にいる時は何の情報も集まらなかった。なら捕らわれて中に入り、そこから村の真相を見つけるしかない。 『蛙徒』に抜擢されたことは最悪の事態でもあり、絶好のチャンスでもあった。 (名前の意味) 蘇芳:希少、高貴、優雅、上品、落ち着いた、血液、褪せやすい、代用品、偽物。 瀬:激しく水の砕けるような急流 名: 「夕（三日月）＋口」で、薄暗いやみの中で自分の存在を声で告げることを示す。よくわからないものをわからせる意を含む。 ハナズオウの花言葉:不信仰、疑惑 AF：「黄泉の灯篭」 探索者の SAN 値が０になってしまった場合即座にその場に浮遊しながら現れ 注ぎ込んだ SAN 値ぶん回復する。 (使い切り/1 度のみ) SAN 値：１D10 回復 【通過シナリオ】 あトの祀リ 私悪

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