タグ： かいぶつたちとマホラカルト

カナダ オンタリオ州のスラム街で孤児として住居を転々とし、幼いころから犯罪行為に手を染めていた。スリから人殺しまで、生きるためならなんでもした。名前なんてものは無かった。 擦れた生活を送る中、ある日「グレイ」と名乗る中年男性から拾われ、個人経営の孤児院のような場所で生活するようになった。赤子から青年まで多くの子供がいる大家族のような生活は決して裕福ではなかったが、「ミロ」という名前をもらい、粗暴な性格はいくらか丸くなった。ハイスクールにまで通わされた事にはあまり乗り気ではなかったが、そんな本人とは裏腹に勉学では優秀な成績を収めていた。ハイスクール卒業後、グレイは優秀なミロを大学へ通わせようとしたが経済的な問題を鑑みて断り、孤児院の経営を任され慎ましく暮らしていた。グレイには反発する事も多かったが、心の底では「親」として心を許し「教育者」として尊敬の念を抱いていた。 しかしある日、全てが奪われた。 偶然にもミロが外出していた最中、孤児院が当時流行っていた放火魔による放火に遭い全焼した。グレイと幼い子供の多くは焼死し、ミロ一人を残して家族は崩壊した。突然の消失を受け止めきれず、ミロは再び擦れた生活を送るようになっていった。その狡猾さと頭脳を活かして諜報系の裏仕事を得意とした。裏社会ではもらった名前を捨て「狼」と名乗るようになった。 日本の大手電機機器メーカー株式会社マホロバを狙った件から日本に拠点を移し、そこで『魔女』『幽霊』『悪魔』と出会った。その際、３人からは認知されないうちに警察に捕まる事もあったが、逆に警察上層部の弱みを握る事に成功した。 組織を結成するのにそう時間はかからなかった。狼は過去に亡くした家族という「群れ」を欲していた。狼が目論んだ家族そのものとはいかなかったが、組織が結成された事を狼は心から喜んだ。 『悪魔(天津義景)』は気の合う友人であり、同時にグレイの面影を彼に重ねていた。彼との仕事を毎回楽しみにしている自分がいた。株式会社マホロバの件で音信不通となってしまった事をとても残念に思っており、願わくばもう一度会いたいと切に願っている。 容姿は少年のようだが性別年齢ともに不詳。ある者は狼を「整形手術をしている」「悪魔と契約し不老不死を手に入れた」などと言うが真相は明らかになっていない。長い付き合いがある者でも狼の詳しい素性は知らない(『魔女』と『悪魔』は狼が40歳以上である事は知っている)。 他のメンバーの事も家族同様に慕っており、「群れ」で活動できることを楽しんでいる。古参者も新参者も「群れ」の一員として平等に扱う。創設メンバーではあるが自身がリーダーなどという自覚はない。 子供扱いされるとキレる。 ご相談 ・カナダは英語とフランス語が公用語となっており、オンタリオ州ではフランス語は州の公用語にはなっていないもののフランス語人口が50万人以上というWiki資料から母国語を英語、第二母国語としてフランス語を母国語の半分の初期値で設定してみたのですが許容されますでしょうか？ ・所持品　コルト・カナダ社製セミオート狙撃銃C20 　→６版ルルブｐ70「30-06口径セミオートマチック・ライフル　初期値25，ダメージ2ｄ6+4，１ラウンド攻撃回数1、装弾数5」として使いたいのですが可能でしょうか？

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