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・経歴表 【獲得】 ・理解し合える親友がいる 鳴上悠には、ある事件をきっかけに出会い、ともに真相を追い求めたかけがえのない仲間がいる。 彼らとは事件が終わった今でも定期的に連絡を取り合う親しい友人同士だ。 【喪失】 ・身近な人を失っている 鳴上悠がかつて真実を解き明かしたある事件。その真犯人は、鳴上悠にとって身近な人間だった。 彼は罪を認めたのち、獄中で自殺を図り昏睡状態に陥って、今もまだ目覚めない。 判決は下らず、世間を騒がせた事件は次第に風化していった。 彼はなぜ、自らの命を絶とうと思い至ったのか。言葉は何も残されていない。 だが、彼を思っての行動や言葉のすべてが、彼を逆に追い詰めていたことを、鳴上悠は知っている。 【希望】 ・一人でも多くの人とわかりあう かつて、分かり合えない人がいた。 分かり合えないまま、もう何年もの時が過ぎた。 今度はそんな失敗はしないと決めた。 鳴上悠は、常に誰かと関係を築き、分かり合おうと言葉を尽くす。 ・設定 鳴上悠はカウンセラーであり、日々様々な人々と関わり合いながら生きている。 特定の職場があるわけではなく、依頼を受けてその人に会いに行く出張や往診が主な仕事だ。 カウンセリングをする対象は大人から子供まで多種多様で、鳴上自身、彼らとの会話を楽しんでいる。 かつて大きな事件に巻き込まれ、成り行きで警察庁公安部に設置されていた「特別捜査隊」の捜査官となり、主に事件の犯人や被害者、目撃者のカウンセリング兼取り調べを行っていた。 熱くなりがちな仲間たちを落ち着かせ支えていくうちにまとめ役としての素質を見出され、事件捜査に関しては全くの素人であったにもかかわらず、「特別捜査隊」のリーダーを務めることになった。 犯人の逮捕に大きな貢献をした功労者なのだが、捕まえた真犯人は鳴上の知人であった。 知らず知らずのうちに彼を深く追い詰めていたことを知った鳴上は事件解決後に警察をやめ、本業のカウンセラーに戻っている。 それでも「特別捜査隊」の仲間との絆は今でも大切にしており、頻繁に連絡を取り合っている。 中高時代に剣道部に入っていたため日本刀を扱える。 この戦闘スキルは「特別捜査隊」での活動でも大いに役に立った。 拳銃の扱いを教えてくれたのは、鳴上の知人でありかつての事件の真犯人。 彼は「拳銃を合法的に持てるから」という理由で警察を目指したと本人が告白していた。 その言葉を体現するかのように、彼の拳銃の扱いは同期の中でもトップクラスであったらしい。 そんな彼の教え方は非常に上手く、数回練習用の空砲を撃たせてもらっただけで鳴上はある程度、拳銃を扱えるようになった。

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