タグ： トマトふりかけ 魂の境界

数年前に辞職した元刑事。現在は探偵業をしており、同期であった現職刑事である蔵橋孝一と今でも事件の調査を共にする事がある。 事件で多くの大切な人を亡くしており、精神疾患を患った過去がある。現在は軽い不眠症にまで回復しているが、死を目の前にすると「黒い蝶」の幻覚を見てしまう。その為か、現在彼女はいない。独身。 昔は正義感に溢れる刑事であったが、現在は斜に構えた態度で物事は上手くいかないものだ、という観点を根底に持っている。 それでも困った人や助けを求める人を無下にする事は出来ず、厄介事には首を突っ込んでしまう。 幻覚の影響か蝶が苦手。虫も苦手になり、花も好きではない。幻覚を見る事で牽引されたか、オカルト知識が着実に増えていった。昔の云われを気にしがち。 右手の中指に魔除けの指輪を嵌めている。 少し潔癖の気があるが、他を疎かにしがち。 食事は食べれたら良い方。葉物や肉を避けているので、白米と味噌汁(豆腐しか入らない)、魚ぐらいしか食卓に並ばない。栄養失調気味で顔色が悪く、目の下にクマがある。 ただし、何かを勧められれば断りはしないので、知人に奢られた時が1番良い食事を得ている。 持ち物が少なく、精神疾患を患った時に粗方捨てた模様。しかし、何を捨てたのかあまり覚えていない。 作家の兄がいる。精神疾患を患った際に興味が先行しているとはいえ、真摯に向き合ってくれた。兄貴呼び。 なお、兄弟揃って結婚していない。 一人称:僕 二人称:きみ、あなた、お前 「僕は日辻 亮祥 (ひつじ あきよし)、探偵をしているんだ。もし何か困った事があれば助けにはなれると思う」 「"羊"じゃあないよ。太陽の"日"に漢数字の十に辶と書いて"辻"、の日辻。……まぁ、名前のあきよしの"よし"は、ネ(しめすへん)に羊って書くんだけども」 「すまない、その……どうしても、昔の事を思い出しそうになってしまって。ハハ、不甲斐ないなぁ」 「信仰は怖いものだよ。縋れば縋る程自分の一部になるんだから……盲目になっても仕方がない代物だ。でも、それで救われると言う事もある。だから不用意に否定は出来ないんだよ。寧ろ否定したら否定し返される」

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