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真瞠 雪（マドウ セツ） ◆特徴：動物に好かれる/大切なもの/戦士 ※以下シナリオネタバレの為閲覧非推奨※ 元々はある山奥の寒村に現れた災い。冬の鬼。 冬の鬼とは国中を飛び回り、寒さと雪を引き連れる鬼である。 彼も元は冬の鬼として国中を飛び回っていたが、長い年月をそうしていたある時自らが鬼であるという記憶も失い、 彷徨い歩いていたところを親切な村の者に拾われ、居候として住まわせてもらえることになる。 そこで兄弟のようによくしてくれた「真瞠燿」と仲良くなり、彼を最も親しい友として慕い、 彼がやむを得ず村を出ていったときも彼を案じ、彼の故郷であり、愛すべき村人たちの愛した村を独りで守り続けていた。 「セツ」という名も燿が名付けてくれたもので、何もかもを失くした雪にとっては一番最初に親友から贈られた宝物だった。 現在は色々あって燿の孫である「真瞠炯」の家に居候するような形で住んでいる。 今は正真正銘「人」として生きているが、そもそも自分が「鬼」であったことも思い出していないので、 物心ついてからこの方感じなかった眠気や、腹が減るといった人として当たり前の感覚に毎日驚かされながらも、楽しい日々を送っている。 体力自慢であり、農作物を育てたり、動物の世話をすることが得意。 タダ飯を食べるのは居住まいが悪いという主義で、今世話になっている真瞠の家でも率先して庭仕事や力仕事を引き受けている。 また村から出たことがないのでとんでもない世間知らずであり、あらゆる物を物珍しがる為、とても好奇心旺盛。 前述の件や燿の最期の手紙の内容から旅をすることにも憧れをもち、家に置かれた旅行雑誌に目を通したり、 テレビの旅行番組バラエティや特番などを視聴することが最近の楽しみ。 燿の孫である炯を自分の孫のようにかわいがっており、「寂しさ」に凍えながら息を引き取ったという親友を悼みながらも 炯には健やかに、幸せであってほしいと心から願っている。

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