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名門と呼ばれた肥前国の武家「財津原家」の末裔。 かつての財津原家当主・御師（おし）は、警察機構設立時の中心人物の1人であり 正式に設立後も警視庁の高級官僚として帝都の治安維持に尽力していた。 そのこともあって、財津原家の跡取りたちは警視庁のキャリアとして代々高級官僚につくというしきたりがあり、それを誇りとしてきた。 財津原家の長男として生を受けた左右舎もまた、親族一同に跡取りとしてその道に進むよう教育をされていた。 だが彼が思春期に入った頃には、そんな財津原家のしがらみに嫌気が差しており 唯一楽しみにしていたのが、親父に借りた鉄砲を撃つことだけだった。 そして、彼が16になったとき家を飛び出し、ある文士の下に書生として転がり込んだのち、彼は文士となった。 このことを知った両親からは勘当され、財津原家の門を通ることを禁止されている。 現在は函館に住んでいる。 文士として執筆した作品は、宇宙的恐怖を取り扱ったSF作品が主。 これは江戸川乱歩が日本で紹介したH・Pラヴクラフトと呼ばれる小説家の作品に影響されたものである。 帝都に蔓延る「怪人二十面相」「鏡男」事件の真相を突き止め、解決へと導いた。 また、当事件の被害者だったオペラ歌手の桂座紅子を救い出した。 ■イデオロギー：運命への信念 彼はしがらみに縛られ、窮屈に生きる人生には何の意味もないと考えている。 人は「個」の生物であり、その「個」を奪うことは殺人に等しいことというのは彼の矜持である ■重要な人々：親(財津原 紀夫・富美) ■あなたは、自分が彼らより優れていることを証明したいと思っている。 財津原家で、この二人が最初に産んだから、それだけの理由で自らを跡取りとして厳格に育て上げようとした彼らを まるでネジを巻いて同じ動きをすることしかできない絡繰り人形のようだと侮蔑している。 彼らの示す道よりも、自らが選んだ道こそが清く・正しい道であるということを証明したいと内内には考えているのかもしれない。 ■重要な人々：NPC(桂座紅子[かつらざべにこ]) ■彼らはあなたに何かを教えてくれた。 記憶を失い、為すがまま死んでるように生きていた彼女にかつての自分を重ね合わせ 自分の考えこそが人が正しく生きていくために必要なのだという考えを強くさせ、その心の内をぶつけ彼女を暗闇の中から救い出した。 記憶を取り戻し、表舞台に舞い戻った彼女の晴れ姿をひっそりと見に行っている。 ■意味のある場所：あなたの仕事場（彼自身の居場所） 彼にとって、彼がいるその土地その場所こそが仕事場である。 彼にとって意味のない場所はどこにもない。 ■秘蔵の品：武器（古い拳銃） 二十六年式拳銃(9mm)リボルバー 基本技能値：射撃(拳銃) 20 ダメージ：1d10 基本射程 15m 1ラウンドの攻撃回数：3 装弾数：6 耐久力：10 価格(円)：22 故障ナンバー：100 彼の父親・紀夫が個人の趣味で集めていた銃器の一つ。 幼い頃、この銃を使ってよく遊ばせてもらった、数少ない財津原家にあった思い出の品。 彼が家を飛び出すときにこっそりと持ち出したものを、今でも御守り代わりに忍ばせている。 ■特徴：夢見る人 ■キー・コネクション：-

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