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街で何でも屋さんをしている、冴えなさそうなお兄さん。自称｢平和の味方｣。使者ってつけるのは気恥ずかしくてできなかったが、この名前でも十分に恥ずかしいのは秘密。 くたっとしたトレンチコートを羽織って、オモチャのリボルバー拳銃を持った、伊達男に成り切れなかったへにゃっとした人。近所の子供たちからもバカにされたりしている。 何でも屋さんなので、お使いに猫探し、子供の相手に洗濯ご飯掃除にと、仕事を選ばず活動中。報酬はそれなり、今のところは食うに困ることは無し。 目的は｢世界を平和にする｣こと。自称｢平和の味方｣。正義、っていうとちょっとチャチな気がして、自分には信じられるものじゃなくて。 いつも、隣に｢秋桜(コスモス)｣って名前の女性の助手がついている。きちんとした性格で、いつも助けられてばかり。 本当の名前は知らないけれど、それくらいの距離感が丁度いい。あまり近くに居られると、怖い。 起源種、即ちレネゲイドウィルスの大量拡散事故以前からの覚醒者。 生まれた時から無意識下での能力行使により周囲に不自然なほどの幸運を振りまき、両親からは気味悪がられた。 そんな両親や、純粋に喜んでくれた妹にもっと振り向いてほしくて、より力を行使していたらFHにバレてあわや誘拐未遂。 その時にUGNが｢助けようとしてくれた｣ため、周囲には大損害。いくらソラリスが現実に影響しないように記憶処理をやってくれたとしても、これ以上家族を、妹を巻き込めないと決意し、ひっそりと誰も知らない街で何でも屋を始めた。 生まれた時から｢世界のピース｣が見える。彼にとって、世界は巨大なパズルのように見えている。 そのピースを除外し、新たに自分で作ったピースをはめ込むことで、世界に干渉できる。世界を平和にできる。 腰に下げたオモチャのリボルバー式拳銃、SAAを撃つ仕草をすることで、ピースに大きく干渉するトリガーとしている。

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