タグ： 404 無色界

有名な歌姫とプロデューサーの息子で、所謂二世タレント。 ７歳の頃には、当時の神童とピアノコンクールで優勝を争う程の腕前を見せていた。 しかし、丁度同じ頃に母親が自殺。そのせいで心を病んだ父親は、元々妻に似ていた息子に目を付け「妻のようにしてほしい」と高名な人形師に依頼。箱入り息子だったこともあり、周囲に知られることなく『母を模した人形』として創り変えられた。ただ、その生い立ちを哀れまれたのか、はたまた人形師の趣味か『身体は男のまま』であり、年齢を重ねるごとに『母親』とは似ても似つかない体付きとなってしまい、ついに父は発狂。 あることないこと書き連ねる週刊誌の大バッシングと一般の好奇の目に晒されながらも、父の入院費を稼ぐ為、紛い物の歌姫として今日も舞台に立ち続けている。 【所属：無色界─信者─】 奪われ続けてもなお世界を愛した真宮寺鎮率いる『０と１の間に楽土を視る者たち』の組織。 【探索者としての経歴】 ☆海枯れ秘匿 「父を守らなくては。自分が、最後の家族なのだから。……自殺が成功するその日まで」 美しい自殺志願者。母に似せるようにと厳しく躾けられた結果、誰に対しても柔らかい物腰で接し、争いを嫌い、常に温和な笑みを浮かべている。が、本来の気性はどうにも荒っぽい。母に似た美しい顔を嫌い、世間の目を嫌い、自分という人格が肯定できないまま、今日も虚ろに生きている。早くこの命を終わらせたいという想いから、何度も自殺未遂を繰り返すが、そのたびに父親が顔が頭に浮かび、一線を越えられずにいる。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ