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PC:飛鳥馬 永遠(アスマ トワ) 「――――お嬢様は作れるんですのよっ！！！」 “お嬢様”という概念を愛する努力型人工お嬢様 ○職業・経歴など ・”お嬢様”という概念を愛し、自らも“お嬢様”に成るべく研鑽を積んできた努力型人工お嬢様。 ・生まれは平凡な一般家庭、しかし、幼少期に遠縁である東家のお嬢様に出会い、その存在に感銘を受け、”お嬢様”という概念を愛するようになる。自身の中で構築した理想の“お嬢様”という概念を目指して生きてきた。すべての物事に対するあらゆる努力は、清く正しく美しい“お嬢様”になるための行動である。 ・両親と、住み込みの執事、永遠との４人暮らし。一人娘だが、過度に甘やかされることなく、しかし、愛情をもって育てられた。“お嬢様”を愛し目指す永遠のことを両親も少々苦笑しつつ認めてくれている。そんな両親に恥じない娘であることも、大切な指針の一つ。住み込みの執事の対しては“お嬢様”としてかくあるべしという対応をしつつ、それよりも距離の近い関係であり、信頼している。“お嬢様”に執事はつきものですから。 ＜技能について＞ ・【回避】華麗な身のこなしは“お嬢様”には必須だ。いかに美しく、スカートの裾をひらりと翻すか、それが肝心である。 ・【組みつき】【武道(組み技系：護身術的な)】荒々しさは不要、“お嬢様”には静かに相手を沈める上品さが必要なのだ。 ・【図書館】読書は場所や立場を選ばず、多くの障害を越えて、さまざまな知識や経験に触れることができるものである。“お嬢様”に必要であろう多くのものをそこから得てきたのだ。無論裕福な家庭というわけではなく、公共の図書館や学校の図書室には随分と助けられてきた。小学生の頃から委員会は図書委員一択。書籍には敬意を払うべきと考えており、扱いの悪い生徒に対しては手厳しい。 ・【聞き耳】【目星】周囲の様子を、対面する相手のことをしっかりと認識することがすべての始まりである。“お嬢様”として相対するのなら、時には耳聡さも目聡さも必要だろう。しかし、こそこそと噂話をするのは論外だ。 ・【機械修理】今の時代、電子機器に関する理解も“お嬢様”には必要だろう。 ・【言いくるめ】多少の無理は弁舌と顔面で押し通す、それが“お嬢様”である。 ・【芸術(フルート)】“お嬢様”と言えば音楽の嗜み、楽器の一つでもできなくてはと思い、さんざん悩んだ末に、「フルートを拭いている女は綺麗に見えるわ」というお母様の言葉でフルートを選ぶ。 ・【心理学】相手の考えを、心理を慮ってこそ清く、正しい、”お嬢様”であることができる。しかし、まだまだ甘い。研鑽が必要だろう。 ・【博物学】【歴史】知識はいつどこで役に立つかわからない。幅広い知識を身に着けることも“お嬢様”への道である。 ○外見・身体能力など ・身長168㎝、体重52㎏。年齢性別からすると少々高めの身長。 ・藍色の長い髪をしており、高い位置で二つに結んでいる。リボンの色はさまざまだが、一番のお気に入りは髪色に映える白。 ・顔立ちはかなり整っており、少々つり目気味で涼やかな目元をしている。 ○性格・思考・行動原理など ・“お嬢様”に相応しい立ち居振る舞いとは何か、ということがすべての行動の判断基準。清く正しく美しく、“お嬢様”として在ることを行動の指針としているため、それに反することは自分にどんなマイナスがあろうとも背負う気概で行動している。 ・自分の倫理観や価値観、善悪の判断に絶対の自信があるわけではない。しかし、永遠にとって“お嬢様”という指針と基準は強く、迷うことは少ない。その選択や行動が間違っていた時は、謝罪し、反省し、次はないようにと自戒する。 ・自分の理想を追うことに全力を注いでいるため、特別に親しい友人は実のところいない。 ○秘匿HOについて ＜HO2：秘匿情報＞ あなたはお嬢様である。 あなたは高等部進学後、恋に落ちた。その相手は生徒会長の雲野大良だ。 しかし、彼には許嫁がいる。それはHO1である。 けれども、学園内での二人の関係は恋人とは思えない程に冷めていた。校内では「政略結婚でお二人とも乗り気じゃないのかしら……」なんて、噂が流れているぐらいである。 夏休みに入る前だろうか、あなたの下駄箱に手紙が入っていた。 それは呼び出しの手紙だった。 あなたが呼び出された場所に行ってみると、そこには雲野がいた。 「君の事を入学式の際、壇上から見て、一目惚れをしてしまったんだ。 俺は許嫁が居るが知っての通り、とても恋人とは言えない関係でね。 互いに親が決めた方針に沿わねばならないのもあるが……。だが、俺は君の事を好いてしまった。 どうか、俺と付き合ってくれないだろうか！ いずれ、許嫁との関係は解消する！ 俺を信じてくれ！」 と彼は真っ直ぐな眼差しで伝えてきた。 彼のその言葉に、胸に熱い恋情と少しの背徳感を覚えながらも、あなたと彼の秘密の交際はスタート した。 時は流れ……。12月初頭。あなたの家の執事が、あなたに手紙を渡してくる。 「ごきげんよう。 寒い日が続くようになってきたが、体の方は大丈夫だろうか？ 待たせてしまって、悪かったな。婚約解消の良い方法を思いついたんだ。 しかし、君の協力無しにはこの計画は成功しない。情けないのだが、俺に力を貸してくれ。 俺が彼女の許嫁で居られるのは家柄と、俺の大人に見せている顔のお陰だろう。 俺の本質が情けない物だと、相手の家に伝われば、許嫁の話しもご破算となるだろう。 計画はこうだ。 俺達は四人で誘拐される。その誘拐されて囚われた場所で俺が男らしくない態度を見せれば、二人も興ざめしてくれるだろう。 誘拐されたと言う異常な状態であれば、あとで何を言われようと「仕方ない」の一言で片付くだろう。 安心してほしいのだが、君の家の執事にも話しを通してある。 必ず安全に脱出は出来るさ。 そうだ、二人と言ったのだが。実は去年から俺に付き纏ってくる後輩が居てな。 その子も今回の一件に巻き込んで、幻滅して離れて行って貰おうと思っている。 手順なのだが、今度のクリスマスイベント。 その打ち合わせの場に君と、件のもう一人を呼ぶ。 新入生の意見を取り入れたい。と言えばそこまで違和感もないだろうからな。 君はお茶の用意をする許嫁の手伝いをしながら、睡眠薬を塗ったティースプーンと上手く入れ替えてくれ。 もし、難しい用なら茶菓子か、何かに混ぜてもいいだろう。 年下の君にこんな事を手伝わせてしまって、申し訳ないのだが、どうか協力して欲しい。 愛する君へ、心を込めて大良より」 ＜HO情報を受けて＞ ・生徒会長の雲野大良、彼からの告白を聞いて、本当に、本当に悩んだ。HO１という許嫁がいるのにいいのだろうか……。でも、努力で作り上げた自分を認めてくれたことが何よりも嬉しかった。そして、ふと思ってしまったのだ。彼と結ばれれば、いずれ本当の“お嬢様”になれるかもしれない。そんな考えが浮かんでしまった。 彼との関係は、慎ましく穏やかに、しかし、胸を弾ませるような日々だった。 しかし、彼からの手紙でそれは一変する。 その内容は、“お嬢様”として看過できるものではなかった。衝撃だった。婚約解消が簡単なことだとは思っていない。しかし、それを共に乗り越えるつもりだった。どんな困難も覚悟していた。それなのに、こんな、こんな騙し討ちのような卑怯な方法で解決しようとするなんて信じられなかった。いつの間にか心から想いを寄せていた彼がそんなことを言う人だったなんて。まして、彼にこんなことを受け入れる人間だと思われていたなんて。ショックだった。悔しくすらあった。これは手紙などで済ませる話ではない。きちんと、話し合わなければ。 自分は“お嬢様”なのだ。“お嬢様”で在り続けるのだ。 そのためならば、なんだってやってやろう。 ――――“お嬢様”は作れるのだから。 ○その他 ・一人称：わたくし 　二人称：貴方 　三人称：○○さん ・好きな食べ物：甘いもの全般(“お嬢様”的に好き)、煮物(素で好き)、野菜ジュース 　苦手な食べ物：特にないが、所謂ゲテモノはだめ。“お嬢様”的にアウト。 ・血液型：O型 ・誕生日：5月20日 　20：フリチラリア「天上の愛」「才能」「威厳」 　貴方は完璧。全てにおいて人の上に立つだろう。 　ただ、どこでもそれが通用するかはわからない。 　不完全だからこそ輝く場所は貴方が思う以上に多い。 　5月の誕生石：翡翠「安定」「知恵」「長寿」「幸福」

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