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「この力も才能の一つだ。・・否定するな。受け入れろよ」 国立大学奨学金生かつイケメン。近づくものは多いが無愛想かつひねくれた皮肉屋な為距離の近い親友は数える程度。 仲が良くなりさえすればそれなりの面倒見の良さが垣間見える。 普段は学生として、裏では都築京香の駒として非道なものであれ命ぜられれば実行に移す 天瀬色彩→　https://charasheet.vampire-blood.net/2629926 レネゲイドウィルスないしオーヴァード自体やそれらに関係する組織をどうしたいか →UGNの共存思想を鼻で笑い、衝動に任せ事件を起こすFHを軽蔑しているが任務の対象にでもならない限り何かをする事はない。 レネゲイドウイルスの進化や自身の能力の理解と向上の為なら非人道的な手段だと認識しながら実行する事はある。レネゲイドウイルスが世に広まり、認知される事を望んでいるが徒らに人を害する手段は嫌悪の対象。 ///////////////////////////////////////////// 弓道家の長男。だが体が弱く、いくら血反吐を吐くような鍛錬を繰り返しても筋力はつかなかった。 ある日父から「才能がない。お前には弓を持たせられない」と弓道に関わる事を禁じられる。 この世界を生きる人間に”おちこぼれ”のレッテルをつけられた瞬間だった。 道場に近づくことすら許されず、親戚は来るごとに陰口を叩き、母は父と口喧嘩の末出て行った。 家督を妹に譲ることとなった頃にはまるでいないものとして扱われるようになったが唯一、変わらず接してくれていた妹だけを心の支えに潜むように生きてきた。 ある日、物置の清掃を行っているときに大切に保管されていた弓に触れ遺産継承者となり、動揺しているところにプランナーと邂逅する。 ーー可笑しいとは思っていた。才能に固執する父。父にも兄がいたはずだが、その話は禁忌と幼い頃から言い聞かせられてきた。だけどその兄も自分と同じように体が弱く、才能の無いおちこぼれであったという話はどこかで聞いた。 「貴方に才能がないわけではない。使い方が間違っていただけ。むしろその能力は技の弓を否定し、道・・即ち精神の弓を探求してきた流派の在り方を証明する一つの完成形ともいえるでしょう。ーー最も。人にはそれを、誰も認識できなかったようですが。」 「・・私は貴方の有用性を高く評価してます。私のプランには、貴方が必要です。」 どうだか。精々自分の駒になって動けってことだろう。 それでもその手を取った。有用だと言われて単純に嬉しかったのは否定しない。全てを頑なに話そうとしない父への不信と恐怖がなかったわけでもない。 だけどなにより、これ以上妹の迷惑になりたくなかったからだ。 異能を才能の一つと考えている為、異能の力を認識していただろう父が自分を弓から遠ざける形で封じようとしていた事に怒りと疑念を感じ、その理由を力が継げなかった故の僻みであったと思い込もうとしている為、異能者を人の為に押さえつけるような行為を嫌う。力への理解を深めレネゲイドが進化する事がオーヴァードの、異能に目覚めた人間の迫害を防ぐ手段になりえると考え都築京香に手を貸している。 好きなものは精神統一、静寂、紅茶 嫌いなものは才能、弓道、噂話 苦手なものは眩しいヤツ、暑苦しいヤツ。熱いもの（猫舌） フラガラックは投げれば剣が自動的に敵を捕捉し、どんな防御も貫く斬撃をもって打倒して戻ってくるという。ケルト神話における太陽神ルーの持つ魔剣。 UGNの資料には天瀬家先代当主"天瀬影人"は遺産継承者であり、とあるUGN関連の事件でジャーム化、処理されたと記録されている。 また、遺産の弓継承条件として、妹か弟がいる事が必要。現代においてほぼ廃れているが天瀬家は代々必ず二人以上子を持つべきとされ、上は天に遣わすもの、下は人に遣わすものをとされてきた。

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