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過去の栄光にすがる者-HO１　手を使う技能に-20%技能理由：(隠す)うまく弾けない指をごまかす為 榊原　守は何不自由のない身体が欲しい。 過去、世界に名を馳せた演奏家であった。 しかし大会後の路上演奏がきっかけで指の力が入らなくなり、演奏することがままならなくなってしまった。 ヴィルトゥオーソ(超絶技巧)の曲をいくつも弾きこなしてきた榊原　守にとっては致命的であり、 貴方の栄光は一瞬にして儚く散ってしまった。 それと同時に、過去の著名な演奏家を再現する自動演奏アンドロイド『Capella』 が発明されたこともあり、榊原　守の音楽など誰も興味を示さなくなった。 しかし、榊原　守は音楽の情熱を失うことができなかった。 榊原　守の人生を構成してきた音楽を手放すことは、人生の終わりを示唆しているのだから。 それでも、自分には譲れぬものがあった。 「あなたの感性は、神からの授かり物だ。他の誰にも持つことを許されない、 世界でただ一人しか持ちあわせていないもの。」 「何があっても、あなたは音楽を捨てないでくれたまえ。」 自分の手が故障する直前に出場したコンクール。 ヴィレッタ国際ヴァイオリンコンクールで優勝した時、 審査員長を務めていた老紳士があなたにそう語ってくれたのだ。 この感性は、確かに、誰にも譲れないものだ。あなたは音楽の申し子だと、 確信めいた何かが心の中にある。それは名声をなくしてしまった今でも変わらない。 だから、自動演奏アンドロイド「Capella」が演奏する機械的な演奏が許せない。 憎い。どうしてあんなものが評価を受けるのか。自身の破滅を加速させたそれには酷く嫌悪してるだろう。 しかし、あのような体があるのなら、自身の指がもう一度昔のように動くのならば。 そう思うと、榊原　守はそんな完璧な身体が ほしくてほしくてほしくてほしくてほしくてほしくてほしくてほしくて堪らないのだ。 それがあれば、一度、世界から認められるのだから。 シナリオ：｢ANIMA｣→エンド1 END 1 : Brillante con animato｜ブリランテ・コン・アニマート (輝かしく、そして生き生きと) *生還報酬：1d10 *＜芸術：ヴァイオリン/ヴィオラ> 1d10+5 *HO1 の<芸術:ヴァイオリン>は元の値に戻る。 *HO2 は人間として生きることになる。 POW+1 AF:[奇跡を生み出した楽譜] あの日、二人で演奏した楽譜。幸運+5％

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