タグ： うきょう

・経歴と性格 元志願兵からの伍長。現在はオカマとして、呑み屋のママ。 田舎の一人息子として生まれたものの、自らの性についてしっかりと認識した際からどこにいても生き辛さを感じ、お国のために散ることこそが自分が一番人のために家族のために成せることだと早くから志願し軍に所属。その中で大学卒業から従軍した八千代(海松さんPC)の兄、巌の部下となり、互いの人となりを知りながら親しくなっていく。行軍の夜等に、二人で煙草の煙を燻らせながら家族や故郷の話をするが、巌から殊更よく聞いた話は、まだ幼い妹の話だった。 立場も何も関係なしに、この人を守りたいと巌に対して思っていたが、終戦の年に死亡。様々な思いを抱えつつ、その思いも自分のことも全て話そうと自宅へと帰ると両親は長い戦火の中、とうにいなくなっていたと知る。目的を失ったその時に源造の頭の中にあったことは、あの人の話していた妹に兄のことを伝えねばならないということと、もうどこにも自分を隠す必要がないことだった。 その後、一人で何とか渡り歩きながら店の資金を貯めつつ、妹の消息を追う日々を過ごす。情報がまばらで中々捜索が難航していた中、店として何とか形になってきた頃、赤線売春婦をしている八千代を見つけ、以降世話を焼くような仲になっている。 男も女も好きだけどゲイ寄り。一度覚悟決めてる人なので、バッサリとしたら物言いをするものの、個人個人を考えて接する人情深い性格。店の常連からはとても信頼されている。 常に持ち歩いている袋には、小さな骨が大切に包まっていれておいてある(巌が大きな決断を下す際に自ら切り落とした時のもの)。また、煙草は戦後巌が吸っていたものに変わっているが、それに気付く人はもういない。 「生き残ったのだから大切に自分として生ききりたい」という気持ちと、「あそこで散る命だったのだからいざという時に差し出すべきは自分のもの」という気持ちが混在しながら生きている。基本的には今はとても前向き。 ・技能等 学がないのでその場その場で必要だった力が身についた感じ。 DEXが低めなのは戦時中に手や足に傷を負ったため。 あまり治安がよくないところでも、荒事にはこぶしや組み付きでいなしつつ、心理学等で渡り歩いてきた。 図書館は八千代ちゃんが本好きだと知って、見繕ったりするようになったため。 ・水上八千代（お千代ちゃん）【海松さんPC】との関係 ようやく(約10年弱)見つけた想い人の妹。売春婦として一晩買い上げて、その夜兄の話をしたり、その後もお互いの話をする中で、彼女のこれまで生きてきた道や不安を聞き、兄の想いを伝えるだけでなく、今生きている自分が八千代を支え、彼女が胸を張って生きることができるようになるまで見守りたいと思い世話を焼いていくことになる。 兄の巌が「お千代」と呼んでいたため、そのように呼んでいる。 巌の妹という贔屓目を抜きにしても、優しく賢く良い子であると思っているため、彼女のための尽力は惜しまない。 ・青戸唐次との関係 情報屋とは行かないまでも、やり手の経営者から様々な話を聞けるしその精度が高いと、会社内でも評判になり唐次も行ってみたところ、源造に気圧されて名前も言い当てられビビりまくる唐次。 しかし恐る恐る話を聞くと、確かに有力な情報のやり取りができ、以来半常連としてお店で飲む代わりに話をしたり聞いたりしているイメージ。 最近になって八千代の言う「ミナさん」と源造のことがようやく一致したら楽しい。 唐次さんからは何度正そうと「源造」呼びされるし色々あれなので当たりが若干強め。何だかんだ人として認めてはいる。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ