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乾　美鶴(いぬい　みつる)。28歳。男。陸上自衛隊。 基本的に感情の波が穏やかで快活。頭を使うことは得意ではなく、逆に身体能力には自信があったため高卒で自衛隊に入った。 色んなことを無意識に我慢しがちな長男気質。人が良く顔は広いものの本音で話せる人間が少ない。幼馴染に対しても本音で話していないわけではないのだが、どうしてもカッコいいお兄ちゃんでいたい気持ちが前面に出てしまい話せないこともある。 高校受験前くらいまでは現在と同じく面倒見は良かったもののカッとなるとすぐに手が出るような性格で、特に幼馴染が馬鹿にされるのは耐え難く、空手で鍛えた自慢の腕っ節を武器に男女年齢問わず平気でボコボコにしていた。(その度に先生に空手は人を傷つけるためのものではないとめちゃくちゃ怒られた) 幼馴染たちのことは可愛くて仕方がなく、成人した今でも月一の連絡は欠かさないし弟扱いもやめない。中学校入学を機に連絡が取れなくなってしまった幼馴染のことは今でも心配。 2-5 鋭い洞察力 優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%。 3-6 格闘センスの持ち主 幼いときから道場で鍛えられてきた。素手の戦闘技能3つ(キック、組み付き、頭突き)の基本成功率は50％である。 俺/お前/呼び捨て 家族構成　祖父母・両親・姉 (現在は一人暮らし) 9/8 【HO3 始祖の預言者】 あなたにはとある記憶がある。 それは、物心がつく幼い頃のものだ。 小学校卒業後の幼馴染達との集まりが、自分たちにとって最後である事を貴方は把握していた。 教室でノート開いて、皆何かを寄せ書きしていた。 それは、未来の自分に向けての手紙だった。 貴方は子供らしいある提案を出した。自分に向けての手紙だけじゃあつまらない。 未来の空想を描こうという事だった。真っ白なノートに思い思いの空想を詰め込んだ。 表紙にこのノートのタイトルをつけなければならなかった。 貴方はこう書き込んだ。 このノートは、「僕たちのよげんの書」であると。 そうしてタイムカプセルは埋められたのだ。 この記憶が、現在のあなたにどれだけの影響を与えたかは自由だ。 だが、今も頭の片隅にこびりつく、一つの思い出に他ならなかった。 あの日自分はノートに何を書いただろうか。ぼんやりとも思い出せない。自分の頭が良くないからだろうか。 はっきりわかるのは、当時の自分も「自分を含めた4人の幼馴染が、一緒に成長して未来で生きていること」を願っていたことくらいであり、それを記したかもわからない。ただ今回の同窓会で長らく顔を見れていない漣との再会を望めるかもしれないと、喧嘩早かったが為になかなか敵が多かった気がする小学校の同窓会出席を決意した。

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