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女装喫茶店員 COC2015ホスト、ホステス（仕事内容が…それっぽいので…） 言いくるめ、回避、聞き耳、経理、心理学、説得 値切り、目星 「俺は趣味で、女装をしている者です」 「やっべ、俺あんまりそういうのには詳しくないけど オカルトなら多少は。…聞く？」 ----------------------------------- 女装喫茶で働く、見た目は変だが中身は割と普通の 平凡なお兄さん。 観光スポットになっているお店なので そこそこ外国のお客さんも来るので まあまあ英語も出来なくもない。 女装の理由は「趣味」「服が好き」としか 語らず、仕事でもないのに女装で行動している。 家庭環境はかなり良好だが 双子の妹でもある七月（なつき）は 体を自由に動かせないほどの大病を患っており 七星が20の頃に亡くなっている。 妹の七月は元々、可愛らしい服が好きで メイド服を着てケーキ屋さんを営業する アニメを見て「このアニメみたいに 可愛い服を着てお客さんと楽しく話してみたい」と 良く笑っていた。 しかし、高校になる頃には病状は悪化し 入退院を繰り返す事となってしまった。 医者から、もう退院は難しいだろうと言われたころ 友人から「退院したらこれを着て遊びに行こう」と渡された クラシックロリータ服を「私は着れないから、七星が着てみて」 と冗談交じりに言った事があった。 せめて妹が笑ってくれればと七星は冗談半分でその服を着た。 その時に妹が「七星は、私と顔似てるから似合うね」と どこか諦めた顔で笑い、 「自分には出来ない事、七星にして欲しい」と言葉をかけた。 そんなのが妹の為になるわけもない。 やりたい事は誰かが代わりにやったって虚しいだけ。 そう感じた七星は「馬鹿な事を言うなよ」と笑って返したが 妹は「お願い」「七星を通して、夢が見たいの」なんて 良く分からない事を言っていた。 結局それに応えられないまま のらりくらりとしているうち、20の誕生日に七月が死んだ。 妹のやりたかったことは妹がやるべきであり 自分がやった所で意味が無かった筈だ。 けれど、きっと妹は出来ない事をしっていたから 血の繋がった自分に代わりをして欲しかったのだ。 自分の判断は、反応は正しかったのか今も良く分からない。 けれど、妹を喪った悲しさと寂しさだけは本当だった。 だからこそ、彼女の憧れていた可愛い服を着て接客をする仕事に就いた。 下らない感傷であり、下らない理由かもしれない。 それでも、彼女の見たかった景色を通してしか 今は彼女に触れられない。 だからこそ、この仕事を続けているし 彼女が欲しがっていた服を着て生活している。 アレクさんと知り合った経緯は お店の常連さんの知り合いだとか… そういった経緯で知り合ったとかかなって思います。 今回の件は、有難い誘いであると同時に 良い経験になるとかなり前のめりで参加を希望しました。

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