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【HO1 ブラックリリー】 父は中堅企業のサラリーマン、母は場末の元キャバ嬢。 小学4年生の時に父親の不倫が原因で両親が離婚し、親権は母親になったものの、慰謝料の支払いが滞り次第に生活は困窮。次第に家賃の支払いすらままならなくなり、一年後には母方の実家に転居する。しかし母方の祖母の認知症介護と元々の毒親気質から家族仲はかなり険悪であり、結局追い出され今は母親と二人暮らし。 母親は情緒が不安定気味であり、昼間に起きている時は大体酒を飲んでいる。夜職を転々としてはいるが収入は心許なく、その割に過去の経歴からかプライドは高く金遣いが荒い。そのため恋人に養ってもらっている側面が大きく、頻繁に恋人を家に連れ込んでおり、娘のことを一切鑑みていないため目の前だろうと平気でセックスしたりする。所謂ネグレクトに加え、精神的な性的虐待状態。ちなみに父親は現在 当時の不倫相手と再婚し、相手の連れ子一人と赤ん坊一人と共に四人家族で暮らしている。 家がそんな状態なのに加え、元より両親の仲が悪く喧嘩の絶えない家庭だったために家に対してネガティブなイメージが強く、あまり帰りたくない。幸か不幸か最低限の生活費(給食費は滞納)は渡されているため児相にも行けない。加えて担任の男性教員は下心ありきで接してくるタイプで、周囲に頼れる大人が一切居ない。 家事全般は夕姫が行っているが、マルチタスクや金銭管理が苦手なため、コンビニで食事を済ませがち。母親が仕事に行くまでの時間稼ぎに、補導されないギリギリの時間まで近所の公園で屯していることが多い。 公立中学校の1年生。友達もおらずクラス内で浮くのが嫌であまり学校には行っておらず、昼間は図書館に行ったり街をブラブラしたりしている。その影響でさらに不良扱いされ人が離れていくという悪循環。そんな自分のことを悪く言う声を聞きたくなくて、常に百均で買ったイヤホンをして適当な音楽を聞いている。 勉強自体は嫌いではないものの、そんな心の余裕がないのと軽度の発達障害で年相応の学習能力がないために、ほぼ全くできていない。図書館では児童書をよく読んでいる。私服など殆ど無く昼間から制服で図書館に居れば当然司書にも認知されているが、事情を察されて放置されている。 自責的かつ攻撃的だが心根は優しく、他人思いの繊細な少女。自意識過剰で思い込みが激しいところがある。 コミュニケーションが苦手で基本的に無口。些細なことで感傷的になり癇癪を起こしがち。 争いごとを好む性格ではないがどうにもままならず、自分に対する苛立ちを常に感じている。 一人称は「わたし」、二人称は「あなた」。 偏食による栄養不足、慢性的な寝不足から様々な機能が歪かつ未発達。

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