タグ： いわひら教祖

洗礼名：奘冉院　伊与（じょうぜんいん・いよ） 本名：甘木伊与（あまぎ・いよ） 【基本的な性格】 「あなたの悩みは、決してくだらなくなどありません」 「目を閉じて――あなたが幸せに生きられますように」 弱きを助けることを信条としている。 信者たちがここに至るまで、きっと沢山の人たちに見捨てられてきたのだから、彼らの願いがどんなにくだらないものであろうと、親身に応え、それを叶えようとする。 伊与の手は温かく、大きく、柔らかい。彼女は信者の額を包み込むように祈る。 【モチーフ】 伊奘冉（イザナミ）＝日本神話における女神。 壱与＝邪馬台国の二代目女王。卑弥呼の後釜 伊予柑＝みかんの一種。蜜柑の花言葉は「純潔」「清純」「親愛」「花嫁の喜び」 【幼少期】 7歳ごろまで車上生活を送っていた。出身は四国だが、車上生活で各所を移動しており、保護されたのは東京近郊。家族と別れたきっかけは、家族が伊与を車内に置き去りにして、家族だけが通り魔に刺されたこと。その時伊与は車内で熱中症になり死にかけており、偶然通りかかった人に救助されていた。身寄りもなくなってしまったため、療養も兼ねて孤児院へ預けられた。 以上の経験から、閉所や暑いところなど、息苦しい場所が苦手。また、座ったまま寝ることが得意。 小さい頃はあまり外に出られず、土踏まずが小さく疲れやすい。気性はぼんやりさん。昔は無邪気な笑顔を浮かべていたが、今は教祖らしく振る舞うために、表情を乏しくさせ、表情を隠す布をつけている。 父と母に構われなかった経験から、「ああいう大人になりたくない」と思い、構いたがりの性格になる。たくさん喋るわけではないが、一緒にいる間はずっとその人のことを考えているタイプ。 ネグレクト時の影響で父性にも母性にも飢えており、本当は歳上に甘えるのが好き。 それと同時に、本当は自分に向けて欲しかった母性を信者たちに向けている。欠けた知識と経験なりに、信者たちを愛そうとしている。親に愛されたことがないのに、信者を我が子のように愛そうとしている。 信者たちを「世の中は辛いもので満ちているから、頼りたいと思ったらいつでもここに戻ってきて」と閉じ込めようとしている。 皮肉にも、彼女が苦手としている閉鎖空間を、自らの手で作り上げようとしているとも言える。 【NPCなどに対して】 基本的に幼馴染＞＞＞信者 善磨→きょうだい。大人になってよそよそしくなってしまったので、ちょっと寂しい。でも、彼が「教祖様」として自分を扱うなら、それに応えたいと思う。 幽々→きょうだい。善磨とは違って、幼い頃のままの接し方をしてくれるため、おそらく幽々と相対する時が一番素に近い。世間話をするなら幽々と話す。 弥也→兄のような、父のような。沢山仕事してしまっているようなので、適度に休みなさいと小言を言う。 波芭→姉のような、母のような。教祖として振る舞うための参考になっている。 笹→弟。たまに彼の畑仕事を手伝っている。 寿々→妹。日々を楽しく過ごせているようで安心している。彼女づてに、孤児院で流行っている遊びを教えてもらったりする。

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