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Anna Stella. 職業ベース：2015宗教家 選択技能：ほかの言語(ラテン語) 特記：支援者に対する《信用》に+10%のボーナス。 特徴表 4-8《大切なもの(D)》：他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失った時には1/1D8正気度ポイントを失う。 　→一部が錆びたロザリオ。 　→D特徴により興味ポイントの上昇：1D6×10=4×10＝40。 5-5《おおらか》：嫌なことをすぐに忘れられる。精神科クリニックや療養所などでの正気度ポイントの回復が+1増加する。 間伸びした喋り方をするシスターの女性。 性格はのんびり。ポジティブ思考で嫌なことはすぐに忘れる質。 「敬虔なる神の信徒よ、あなたに主の恵みがありますように〜」 「私に務まるでしょうか～？ まあ、なんとかなりますかね～」 通過シナリオ ・Maria†Epica 　→不定2カ月：6.制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することができなくなる。 ■共通HO：あなたたちは聖職者である 　HO1 / 神を求める者 ※以下、Maria†Epica　HO1秘匿情報 ■HO1 神を求める者 6年前のイースター、あなたは大切な人をテロによって失った。 観光か仕事か、その人はローマのサンタ・マリア・アリギエーリ聖堂へ訪れていた。 そんな中流れてきたのはアリギエーリ聖堂の火災テロのニュース。報道によれば生存者1名を除き、その場にいた全員が亡くなったという。 あなたは僅かな希望を抱き彼/彼女からの連絡を待ったが彼/彼女は遺体すら残らなかったようで、帰ってきたのは遺品のロザリオ1つのみであった。 神がいるのならなぜ心優しき彼/彼女を助けてくれなかったのか？ そのような疑念を抱きながらも貴方は今日も聖職者としての職務を行っている。 あなたは当時担当であった刑事マリーと知り合いである。 《ロザリオ》 大切な人が遺したもの。どのような感情であれ、あなたの心に強くその存在を示している。 【マリー・スーウェル】 イタリア国家警察（刑事）/32歳 真面目で仕事に厳しい女性。はっきりとした物言いで冷たい印象を受けることもあるが他人に真摯に接する様子が窺える。 「申し訳ありませんが私は信心深い人間ではないので。」 「死んだ人間は戻ってこない。……それでも私は“血の洗礼”を追います。」 《血の洗礼事件》 6年前のイースターにローマのサンタ・マリア・アリギエーリ聖堂で起こった大規模火災・テロ事件。 死者81名、生存者1名とされ、マスコミメディアはその唯一の生存者を“奇跡の子”と呼んだ。 首謀者は焼身自殺を図ったため犯行の動機等は明確ではないが、駆けつけた消防士たちの話によると被害者らは皆全身を切り裂かれ自身の血をしとどに被っていたという。 その事から「血の洗礼事件」と呼ばれるようになった。 火はしばらくして聖堂に燃え移り、聖堂と聖遺物は共に焼失してしまった。 ▼由来 Anna：「恩恵」などを意味するヘブライ語の女性名カンナハがギリシア語化したもの。また、聖母マリアの母。 Stella：星の意。また、ダンテ「神曲」にて、地獄、煉獄、天国の各篇とも、最終歌の末節は星 (stella) という言葉で結ばれていることから。 ▼恋人 彼女は詩人だった。美しく、聡明で、華やいだ笑みが朗らかな、愛しい愛のひと。 ――そう、“彼女”。 出会いは9歳の時だ。カトリックに身を置く者でありながら、アンナはその姿に一目惚れた。 想いを仕舞い続け、幾度となく苦しみ、……しかし何の軌跡か。 18歳の時、その恋は成就した。幼馴染である彼女は、アンナの愛を受け入れたのだ。 その後の3年間はひどく幸福なもの。『同性の恋人』という、背信的な関係性だが、それでも甘く夢のようなひと時。 壊れてしまうのは簡単だった。 インスピレーションを得るために各地へ飛び回るのは彼女のいつものことだったから。 今回もきっと素敵な詩を書いて、詩集にして私に贈ってくれるのだと期待に胸を膨らませて彼女を送り出した。 私は仕事で行けないけれど。あなたの詩集がなにより好きよ。 そうして離れている間も、互いを想いながら、 ――だが、彼女は帰ってこなかった。 詩の草案は血に染まり燃え落ちて、愛用していたペンはどろどろに溶けて消えた。 唯一帰ってきたのは、一部が燃えて錆びてしまった彼女のロザリオのみだった。 エリザベッタ・マロー　Elisabetta Maro. 享年21。 Elisabetta：意・神は救い主であり完全である。また、洗礼者ヨハネの母。イエスの母マリアと親戚ともされる。 Maro：詩人、プーブリウス・ウェルギリウス・マローから。 主にオカルトや歴史などの取得理由、そして聞き耳の高さは彼女が好きで、よく語っていたから、にほかならない。 「私にとってはあなたが『永遠』よ、エリザベッタ」 「あなたがもしエンピレオにいるのなら、私は迷わず地獄を進みます」

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