タグ： 海も枯れるまでHO1

立ち絵：黒綾 椿様 https://booth.pm/ja/items/3037221 【作成方法】 クトゥルフ2015「冒険家教授」 ※まだ海洋学部の大学院生だが、ほぼほぼ将来は海洋学者なのと、海洋生物学はフィールドワークが多い為、この職業を選択。 ・職業技能ポイント：[EDU*10+DEX*10]or[EDU*10+CON*10]（前者採用） ・ほかの言語(英語)の初期値EDU*1 「海も枯れるまで」（ねこずし卓様） ■秘匿 HO1   「あなたはとても美しい自殺志願者である。」  ■APP18 の美しい容姿である  ■性別は男女どちらでも構わない  ■年齢は 20 歳以上である  ■都内在住  ■探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。必ずそういった設定を付けるようにしてください。  死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。  【HOの設定項目（大まかに。詳細は後述）】 ・自殺したい絶望の理由(必須) →両親から、自分の顔が歪んでいたのを先天的だと騙されていた事の発覚と、初めて出来た親友と初めて出来た彼女が自分を騙して付き合っていた事の発覚、大学院での失敗が立て続けに重なった。 ・家族との同居状況 →現在都内で一人暮らし。（実家は関東近郊の海辺の町） ・本人にとって辛い事 →誰からも必要とされず、誰からも愛されず、どんなに努力しても前を向いても全く報われなかった事。 ・他人からの目 →長いこと、自分の容姿のせいで他人から差別されて育ったので、今はそんな事が無いと分かっていても他人と数秒以上目を合わせたり、他人から数秒以上の視線を向けられるのが苦手。 （最近少しはマシになっていたのだが、自殺をしたくなってからこの苦手意識が非常に強くなってしまった） 【参加シナリオ】 ・「海も枯れるまで」(ねこずし卓様)→HO1で参加。エンド8で終了。 ※今後、クローズドのみ参加可能。 【不定発狂】 現在無し。 ※継続するなら不定2生やす。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【過去】 関東近郊の海辺の町の、とある夫婦の第一子として生を受けた。 「海音」は、長時間の出産の際、絶えず聞こえた海の音に安心した事から、母親が名付けた。 しかし海音は先天的に顔のパーツが本来ある筈の位置からズレており（本当は後天的だが、詳細は後述）、一目見ただけで誰もがギョッとしてしまう容姿をしていた。 そんな子供を両親は愛せず、子供だから一応最低限は育てたものの、直ぐに次男と長女を産み、愛情はそちらに注がれる事になった。 家族からは家族のように愛されず、いつも差別やいじめを受け、学校でも友達は出来ず、いじめられていた。 「こんな顔なんだから仕方ない」と思ってはいたが、毎日消えてしまいたいと願う程、辛い日々を送っていたが、それでも何とか生きてこられたのは、特別支援学級の先生「優子先生」のおかげだった。 自身は特別支援学級には入れないが、休み時間はいつも特別支援学級に居場所を作って受け入れてくれた。 そこで「真面目に真っ直ぐ努力を重ねて生きていけば、いつか必ず報われる」と諭され、その言葉を信じて生きていく事になる。 学校では小中高と常に学年1位で成績はトップをキープ。更に、親戚で唯一自分を無下にしなかった祖母からこっそり貰ったお年玉を貯金し続け（両親の前で渡すと全部盗られてしまう為）、中学からは新聞や牛乳配達のバイトを始め、高校では更にバイトを増やし、自分のお金で大学にも行けるよう頑張った。 大学に進学したかったのは、辛い時にいつも自分を慰めてくれた海が大好きで（自宅からも学校からも海が見えるくらい、海は海音にとって最も身近なもので、家に自分の居場所はほぼ無かったので、浜辺で過ごす事が多かった）、海の研究をして海に何か出来ることが無いか、恩返し出来ないか考えた事と、海の生き物を研究する事によって自分もそちらの住人になれないかと密かに願っているからであった。 愛される努力も怠らず、大学に行くお金とは別に整形する為の費用も何とか捻出して、高校生の時から少しずつ整形して、顔を整えていった。 海音の顔の歪みは、幸い整形で何とか出来るレベルだったのだ。顔のパーツを一般的な範囲に少しずつ矯正しただけだったが、それだけでAPP18の美形になった。（両親と弟妹は揃って美男美女。だからこそより、差別や当たりが海音だけ強かった） しかし、成績優秀でも容姿を整えても家族に受け入れられず（理由は後述）、それは非常に残念だったが「大学で更に良い成績を修めれば、その時こそ自分を見てくれる」と思い直し、そのまま海音は都内の有名な海洋学部のある大学に進学。一人暮らしを始めた。 知り合いの居ない新生活で、海音は初めて周りから肯定的に見て貰えて、同じ学部で初めての友達、しかも親友と呼べる存在に出会う。そこで初めて、友人と遊んだり会話したりと充実していて尊い時間を得る。 また、バイト先で一緒になった優しい女性に初めて恋心を抱き、両思いになって付き合い始める。 海洋学部での授業も楽しいし、親友も出来て、初めての彼女とも楽しい時間を共有する。初めて海音は幸せを感じ「優子先生の教えを信じてきて良かった」と思えた。人生とは苦しいだけじゃないんだと思えた。 しかし、大学院進学も果たし、2年が経った時。 海音は偶然、彼女が親友と浮気をしている現場を目撃してしまった。しかも、自分の事を「顔だけが取り柄でつまらない男。顔だって整形していたなんて最悪。騙された」と二人して自分を貶していたのだ。 驚いて思わず飛び出し、問い詰めると二人から逆ギレされて、親友とは絶縁、彼女とは別れる事に。 激しいショックに絶望し、塞ぎ込むが、あの海を見たら少しはまた前を向けるかもしれないと数日だけ帰郷。地元の浜辺で過ごしていたら妹に遭遇。 妹は落ち込んでいる海音の様子に、何かあって実家に帰ってきたんじゃないかと勘違いをし、海音に「あんたの存在が迷惑なのよ！もう家に帰ってこないで、あんたなんかいない方が良いの！お父さんもお母さんも、自分の失敗で醜くなった出来損ないのあんたなんか、どんなに整形して顔をいじったって、もう見たくないのよ！」と怒鳴る。そこで海音は真実を知ってしまう。 実は。海音の顔は先天的ではなく、海音が赤子の時に二人が不注意で自分の腕から落としてしまい、そこに転がっていた物や地面にぶつかった事故で、顔が変形してしまったのだ。 自分たちが変形させたのに、数年、整形すれば直ったのに、それなのに見捨ててあんな酷い扱いをされていたと言う事実に、両親のせいでこんなに辛い人生を送ってきたんだと言う真実に耐えきれず、海音は都内の自宅に逃げ帰る。 真面目なので、学校に行かない選択肢も無く、精神的に物凄く辛かったが学校には行かないとと学校に行くが、そんな状態で上手く行く筈もなく、大失敗をしてしまう。 日頃の行いが良いので軽く注意されるだけで済んだが、その後もバイトも上手くいかず、ますます自信を喪失。 誰からも必要とされず、誰からも愛されず、どんなに努力しても前を向いても全く報われなかった自分は、もうこれ以上生きていても仕方ないと、自殺を決意した。 【性格】 非常に真面目で努力家。「傷付いた分だけ優しくなれる」を地で行く男で、言葉でどれほど人は傷付くのか知っていて、そして心の傷の痛みをとても良く知っている為、自分は他人を傷付けまいと決めている。 しかし人付き合いを殆どしてこなかった為に口下手で、知らず知らずに相手を不快にさせたりはしてしまう（が、誰も指摘してくれないので本人無自覚）。 【技能】 《生物学》《博物学》→海を愛し、海の研究がしたい為に勉強に励んでいる。 《ほかの言語(英語)》→英語での論文の読み書きは必須なのと、海外での意見交換も盛んに行う為、修得した。 《図書館》→図書館での資料集めは、本に回せるお金が無かった海音には幼い頃からやっている事だったので、自然と培われていった。 《登攀》→地元の浜辺の一部の岩を登ったり、大学院では船の上り下りをする為、少し慣れている。 《応急手当》→幼い頃から、いじめによる手当をよくしていた経験と、海は危険が付き物なので、自分や仲間を手当する為に勉強。 《目星》→いじめで良く物を隠されたりしていたので、自然と鍛えられた。 《聞き耳》→他人の気配に敏感になっている。また、海の音を良く聴いていたり、他人の話し声がすればその方向を避ける為にも自然に鍛えられた。 《精神分析》→人と対話する姿勢は特別支援学級の優子先生を見て学んだ為、人の話を親身になって聞けるし、誠実に相手に向き合える。 【台詞例】 「……助けさせてしまった事は、謝る。手間を掛けさせて、悪かったな。だが、これ以上はもう、俺に構わないでくれ。その方が、互いの為になる」

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