タグ： ロトあだ

よく喋る気さくな関西弁兄ちゃん。黒髪に黒縁メガネと外面だけは堅気に見えるが、その実ピアスは両耳二桁、加えて背中から左肩にかけて大きな龍と桜の刺青が入っている見た目からもうゴリッゴリのヤクザ。若頭。普通に反社のヤバい人。 シノギは賭博運営。都内の地下施設を牛耳っているカジノの胴元をやっており、暇ができたり必要とあらば直参してディーラーを務めることもある。生来手先が器用で呑み込みが早いこともあり、イカサマも何でもござれ状態。特技はマジックとトランプゲーム。 アル中ヤニカス。やろうと思えばそれなりのことはこなせる要領のいいタイプ。 小学校低学年の時に事故で家族を失った。親戚の叔父に面倒を見てもらうが、叔父は裏社会のヤクザ。堅気として生きたいか聞かれて「退屈そうだからそっちがいい」と小学生ながら裏社会に足を踏み入れることになる。 中学一年生の時、掃除の時間にサボってプールのフェンスよじ登ってたら空き教室でサボってた三年生の日下部を見つけた。顔が良くて品行方正、みんなに信頼される王子様の愉快な弱味を知り、自分もサボっていたのはしっかり隠しながら嬉々としてチクる。死ぬほどキレられたしめちゃくちゃ仲が悪くなった。 数ヶ月後、文化祭でクラスの出し物としてマジックを披露していたところ、ふらっと日下部センパイが覗きに来た。別に気にしていなかったが、数日後に突然現れた彼が二人きりのタイミングで文化祭で熾亜がやったマジック全てをネタばらししながら再現するというとんでもない煽り(仕返し)を受ける。キレた。 結果、彼の卒業式で「先輩が教えてくれたサボりスポット今後も活用していきますｗｗｗｗｗご卒業おめでとうございますｗｗｗｗｗｗ」と宣うことになる。祝う気は微塵もない。 中学卒業後、本格的に裏社会に身を置くことになる。龍と桜の背中の刺青は中学校の卒業式の日に入れた。叔父や組の面々に教わりながらシノギに手を出し始めたのもこの頃。 数年後、家から近いからという理由で選んだ高校に入学。授業中にサボってプールのフェンスをよじ登っていると、たまたま二階あたりの窓際にいた日下部と目が合った。見とれている内に足を滑らせてプールに落ち、普段は何かと理由をつけて他人に見せないようにしていた背中の刺青を思いっきり見られることになる。弱みを握られた事実が受け入れ難い。が、高校でも王子様呼ばわりされている彼が面白くてたまらず、「あいつクソ性格悪いのにな」とずっと思っているし時折口を滑らせる。 彼とよく分からない女のキスシーンを見かけ、一瞬思考が止まった。は？ お前は俺の事だけ見て俺の事だけ考えとったやろうが。何故 余所見を している？ 叔父と自分を拾ってくれた今の組にはそれなりの恩義を感じているため身を置いており、多少慕ってもいる。 が、なーんにも楽しいこともしたいことも目的もなかった人生で、これからもこんな感じでなあなあで終わるんやろなぁと思っていた矢先に日下部柾木と出会って全てが狂った。生まれて初めて執着を覚えた、生まれて初めて欲しいと思った存在。 狂わされたのが悔しくてたまらない。あいつを負かしたい。何がなんでも落とす。 #00FF33 『殺れるもんなら殺ってみろ。愛情なんて生ぬるいものはいい』 END3 後遺症「仇討ちの傷」 貴方たちは二人で薬を飲んだ。薬の正体は依然分からなかったが、胸の奥底で相手と離れがたい気持ちになる。 不本意か、どうか、それは人それぞれだろう。貴方たちはそれぞれが３シナリオごとに、一度も顔を合せなかった場合に互いの存在を認識できないことに、様々な感情抱くことになる。 不安や焦りイラつき、自由に決めてもらって構わない。その場合に、SAN 値を１削る。 この身体もこの心も、感情も欲望も髪の毛一本まで、文字通りお前のもん。お前のもんになるんなら、まぁ悪ないわ。 俺は高いぞ。そん代わり、お前も全部を俺に寄越せ。余所見は許さん。俺以外に触れるな、触らすな。身体も心も全部。 俺無しでは生きられん身体を、死ぬまで可愛がったる。なぁ、センパイ？ SPECIALZ／KingGnu 「無茶苦茶にしてくれないかい？ 一切を存分に喰らい尽くして」 「有耶無耶な儘廻る世界 No!No!No! そう冷静にはならないで」

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