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官憲家系の喜美山家の一人娘。 父からは大人しく名家の嫁に入るよう言いつけられて育ってきたが、聞く耳を持たずに単身「喜美山探偵事務所」を立ち上げた。 女学生時代に学んだ学問知識等を活用し、また時の女性運動家達の活動なども参考にしながらなんとか運営を行っている。 拳銃の技術は、比較的懇意にしてくれている特高の知り合いからこっそり学ばせてもらった。 【大正X2U怪盗探偵/HO2：探偵】 ■舞台：大正10年(1921年) ■PC2　私立探偵 あなたは無名の探偵だ。次の貴方の仕事は、豪華客船＜日之出丸＞で行われるオークションにて、怪盗を捕まえることだ。 ■作成ルール 基本ルールブック、帝国サプリ共に私立探偵 推奨技能…拳銃 （大正時代において拳銃の所持・携帯は許可が必要だったが、許可は一般人でも容易に下りたため護身用として所持する者は少なくなかった） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ■秘匿情報 貴方には特別高等警察官僚の父親が居る。あなたは10年ほど前、父親の捜査に隠れてついていき、銀幕(映画館)で起こった火事に居合わせた。 その際、下働きの子供達「ルンペンネズミ」が大きな被害を受け、数多の死傷者が出てしまったが、警察は地位や権力だけを守り、ルンペンネズミたちを見殺しにした。 その事を父親に訴えても、父は仲間を信じ、あなたの話を聞いてくれなかった。 自分はこうはならないと、父の反対を押しのけ探偵となり、個人事務所を立ち上げ今に至る。 あなたの使命は「任務をやり遂げ、父に探偵としての自分を認めてもらうこと」だ。 ーーそんなある日、豪華客船のオークションに現れる＜怪盗＞を捕まえてほしい、と依頼される。 ■NPC情報 あなたは花房という知り合いがいる。花房は特高警察で、父親の部下であり、あなたを慕っている。 おっちょこちょいな性格で、うっかり警察間の機密情報をあなたに話したりするのだが本人に自覚はないようだ。 ■銀幕の火事について 火事に事件性はなく、近くの飲食店の火が移っただけのものだったが、下働きのルンペンネズミに対し避難勧告が出されなかったようで、数多の死傷者が出た事件。 しかし、何らかの不正により事実が揉み消され、死傷者が出たと報道されることはなかった。

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