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『吠日怪界』 菅原 宗真 (すがわら そうま) 刑事 28歳 165cm +ヒール5cm HO1：あなたの担当は「人間」だ。 なんだか最近は夢見が悪い。 「菅原宗真だ。よろしく」 警視庁特殊捜査課の刑事。 由緒正しい寺の家系の長男。類稀なる美形男子で、黒髪アシメの金メッシュというイケイケなヘアスタイルをしている。寺を継いで坊主になることが嫌だったため、家を出て刑事となる。 性格はプライド激高モンスター。家柄や容姿のおかげで幼い頃からチヤホヤと周囲に甘やかされてきた。28年も生きていればさすがに嫌気もさし、「俺は家柄容姿関係なくデキる男だ」と自負し始める。のわりには、家紋の入った羽織を着て、家に代々伝わる刀を仕事道具にしている。 刀の扱いには長けているが、その他の能力は軒並み平均。 ー祁答院についてー 自分が異動する前から特殊捜査課にいた女性。 童顔すぎて最初は中学生かと勘違いした。 過去の人間関係のトラブルから女性に対して苦手意識があるが、真面目且つ温厚的な彼女に対してはむしろ好意的である。少し浮世離れした面も含めておもしれー女と思っている。 ー秘匿ー 宗真は幼い頃からよくモテる。家柄や容姿のおかげなのか、老若男女問わず本当によくモテる。 宗真を巡っての人間関係のトラブルは絶えず、学生時代はそれが日常茶飯事であった。当時は「俺ってモテるんだなぁ」と軽く流し青春を謳歌していたが、成人となる頃に「自分の中身は全く見られていない」と気付く。自分という人間性を主張すべくプライド激高モンスターとなるが、結局自分には家柄と容姿しか突出したものがないと薄々感じている。羽織や刀を手放せないのもそのためである。可哀想だね。 寺出身でありながらも幽霊などの類は全く信じていない。家を出て、必死に勉強し、やっと自立して刑事になれたと思ったら、特殊捜査課に異動。担当は「人間」。命あるものだけでなく幽霊などの非科学的存在も対象だという。宗真にとっては最悪だ、の一言に尽きる。せっかく家を出たのにまた幽霊などという非科学的なものを相手にしなければならないのだから。 そのストレスからか、最近は夢見が悪い。知らない校舎で化け物から追いかけられる夢。夢だと分かっていても、かなり現実味のあるように感じる。起きてる時ですら、その夢の感覚が抜けないのだ。

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