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中学生の頃伊庭宗一に家族を皆殺しにされ、その時にオーヴァードに覚醒する。以後玉野椿より訓練を受け戦闘をこなせるようになってからはUGNイリーガルとして、関係組織(恐らくマフィアとかヤクザとか)のボス(女性。巨乳)のボディーガードを務める。その組織はUGNとの関係上、オーヴァードやジャーム関連の事件に巻き込まれることが多い。家族の仇をとるため、彼女は今日も伊庭宗一を探し続けるのだ――。 という中二病まっしぐらな表の顔を持つ伊庭宗一のストーカー。覚醒した本当の理由は地に伏す原型をとどめない肉塊と血まみれの伊庭を見て、圧倒的な“力”に魅せられた為。この人と闘いたい、その為なら死んでもいい。彼との“闘争”を“渇望”した。家族の事は頭から吹っ飛んでる。伊庭を恨んでもいない。ネジが元々ぶっ飛んでるのか覚醒した時にぶっ飛んだのかは本人にも分からない。 加えて血まみれの伊庭に興奮したり、会う度変態行為を重ねようとしたり、彼に攻撃されて悦んだりと色々末期。ネジが(以下同文。 〈狂犬-ケルベロス-〉というコードネームは獣化が黒い犬であること、骨を剥き出しにした攻撃、一度見た標的は逃がさないことやボディーガード(番人)の仕事など、これ以上ピッタリなコードネームは無いだろうと付けられた。 危ない思想を持つ彼女を最も人間たらしめているのは皮肉にも覚醒の原因となった伊庭宗一である。彼と闘いたいが故に敵でありたいと願い、彼を追いかけ続ける為に理性を失うわけにはいかないのである(部分的に失っているが)。結果的に玉野やボス、UGN関係者達との繋がりが出来る事になる。反対に、伊庭が万に…無量大数に１つ、命を落とした場合、また、彼がその強さを失った場合…彼女がどうなってしまうかは火を見るより明らかである。

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