タグ： ざいちか 078 秘匿

不思議ちゃん的な問題児。普段は気だるげな印象だが、話すときはいつも笑顔で誰とでも分け隔てなく接する。空気が読めないとも言う。 身体能力は高く、体育の成績だけはズバ抜けて高い。座学はあまり得意ではないようで、授業中はぼうっとしていることが多いがテストの点数はそこそこ。 「僕ね、月から来たかぐや姫なんだよね。」 「ねぇねぇ、僕と楽しいことしない？」 「怖い？……そう。」 ＝＝＝＝＝以下秘匿＝＝＝＝＝ 「あぁ、恋しい。」 彼の本質は実のところ被虐体質。怯える顔が好き。悲鳴が好き。けれど”自分もそうなりたい”という潜在的な欲求がある。刺激を求めるがゆえなのかもしれない。自身の思想が常人らしからぬものであることは彼自身薄々気付いているものの、性質の理解はしていないため傍から見れば加虐体質のように見える。 ルームメイトであり学友でもあるHO4とはかなり親しい。しかし、友人と呼ぶには歪んでおり、恋愛と呼ぶにはあまりに淡泊で、執着と呼ぶには独占欲が足りていないように思う。少なくともHO4の怯える顔や悲鳴には心地よさと羨望を感じているため、普通でないのは確かだ。 ーーーーー記録ーーーーー 地響きの音が聞こえる。瓦礫の崩れていく音が聞こえる。悲痛な叫び声が聞こえる。 何もかもが崩れてなくなっていく光景が今も鮮明に脳裏に張り付いている。 その景色を目の当たりにしたときに感じたのは高揚感と興奮だった。 地響きと甲高い人の声が、僕の鼓膜と身体を心地よく震わせた。 あれから何年も過ぎたが僕は未だにあの時を上回る興奮を覚えたことはない。 欲しい。 刺激が欲しくてたまらない。 あの時からずっと。ずっと。ずっと。焦がれている。 このままつまらない日常が続くのなら、いっそ■■■■■■■■＿＿。 ＜おそらく気になるであろう技能たち＞ ・精神分析：人たらしになりたいです………。(自制心かも。) ・投擲：手斧投げたりしてたけどやめた。得物がなくなるし、手応え感じられないからさ！ ・跳躍：高所からの飛び降りもおちゃのこさいさい(でありたい)。 【通過シナリオ】 ・シュレディンガー方程式から乖離する僕達の青春について ・雨と君は、無垢。

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