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破滅の恋PC 井上 佐久(いのうえさく) ●技能 芸術家(2010)準拠 任意の制作→チェンソーの変更　木彫にチェンソーを日常的に使用するため ●特徴表 ＜4-4動物に嫌われる(D)＞D特徴表ボーナス1d6→5　興味Pに+50 独特の佇まいのせいで、たいていの動物は探索者を見るなり威嚇してくる。 ＜3-10平凡な容姿＞ 平凡な顔立ちなため、他人の印象に残りにくい。＜変装＞に+20%。加えて、1度しか会ったことのない相手ならば、相手が＜アイデア＞ロールに失敗すれば、「よくある顔です」と言い訳するだけで、別人としてごまかせる。 ●設定 地方の美大の彫刻科所属の男性。木彫を専門にしている。 目立つ人物ではなく、明確な将来のプランもなしに授業は出るが真面目には聞かない、課題は最低限こなし、就活したくない惰性で院進という正当に見える理由にしがみつこうとしている。モラトリアムに甘えた学生。特に仲のいい友達だとかはおらず、数人集まったグループの端でだらだら会話している。 両親は優しい両親をやろうとして子供に過度の期待を寄せ、コントロールしようとする手の人物。両親が貧乏さコンプレックスを抱いており、「子供の佐久はそうではなく素敵な人生を歩んで、自慢の息子になってくれる」といった期待を言葉の裏に敷いたような育て方をされている。できないと言って失望されたくなくていい子供をやってきた。生活に困窮するほどでは無い程度の貧乏。他の人が買ってもらうようなものが両親の手作りだった。それを恥ずかしく思ったが、優しい両親の気遣いだと笑顔でお礼を言って受け取り、学校では忘れましたと隠すような意気地なし。いつもかけている眼鏡は少し目が悪くなってきた時に心配した両親が購入したもの。度があっておらず、むしろ視力は悪化した。今では度が足りていない。 幼い頃から彫刻が趣味程度に好きだった。他に秀でていることもなかったため両親に彫刻家になることを期待され、奨学金を借りて美術大学に入学した。両親の期待のこもった眼差しに耐えかね、「自立する」という名目で大学の最寄りの隣駅近くのぼろいアパートに一人暮らししている。自分の中途半端な才では彫刻家としてはやっていけないだろうと察している。正直やりたいことがなんなのかよくわかっていない。このままずるずると生活していった先の、モラトリアムの終わりに怯えている。怯えてはいるが、無味無臭のサラリーマンとして楽しくもない日々が続いていくんだろうなという漠然とした無気力がそれを覆い隠している。 最近は学校とバイト、たまに学友たちと遊んでいる。貯蓄というよりは周りのカラオケ行こう的なノリについてくためのもの。ヘラヘラしてる割に嫌なこと言われたらツイッターの鍵垢に書くような若干嫌な性格だが、人前でそれを出せるほどの根性はなく中途半端な気遣いをする。ノリ悪いとか言われたくなく、言う側でいたい。臆病な割に自尊心だけ一丁前。 一人称：俺 二人称：友達は呼び捨て、初対面の人は〜さん 「俺？俺佐久、井上佐久。呼びやすいように呼んでよ。あー、名前なんて言うの？」 「マジ？ウケんだけど」 「わり、このあとバイトだから俺パス」 「……ノリ悪くね？冷めるわー」

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