タグ： 桜卓

パッと見は真面目そうな警察官。よく軽口を叩く。 勤務する交番がゆるいのをいいことに、パトロールと称しては仕事を抜け出し探偵事務所に遊びにくる。 手土産にはそこら辺で売ってるコンビニスイーツを選ぶことが多い。 おもしろい事件の話でも聞かせてもらえないかと事務所を訪れることが多いが、自分が担当する事件を こっそり持ち込むことも時々ある。 ちなみに里崎のことは変なおっさんだと思っている一方、探偵としての力量をそれなりに尊敬してもいる。 勉強嫌いだがそれ以上に負けず嫌いで、人を負かすための勉強だけは本気でやる。 〇「投げ独楽佐吉捕物帳」内容説明 安永九年。江戸浅草に住む佐吉は、同心の信望も厚いやり手の目明かし。鋭い眼光で悪党を震えあがらせるが、長屋の子どもたちと独楽遊びに興じる人なつこい若者でもあった。ある日、佐吉の縄張りで、奇妙な殺しが起こる。戸締まりのされた一室で男が死んでおり、幽霊に殺された、という文字が残されていたのだ。幽霊騒ぎの裏に見え隠れする、菖蒲柄の着物の女の影。霊を現世に呼び起こすという怪しい教団の噂。いつしか事件の糸は、津軽で起きた幕府御用船の海難事故に結びついていくのだが…。恐るべき奸計に運命を狂わされた女の哀しい叫びに、佐吉の隠し持つ必殺の鉄独楽がうなりをあげる。

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