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髪と瞳の色は覚醒と同時に変わるって設定です。 ◆生い立ち（ダイジェスト） 生まれてすぐロッカーに捨てられ海外に売り飛ばされてマフィアに買われる。 そして冷酷な暗殺者として育てられる。 ある日ターゲットに返り討ちにされて瀕死の重傷を負う。 そこを今の主人に助けられ、執事兼ボディーガードとして仕えていく中で徐々に愛と優しさという感情を知っていく。 しかし———————— ◆生い立ち（フルスクラッチ）※自己満です。めっちゃ長いので無理に読まなくても大丈夫です。 彼は娼婦の子である。父親が誰かも分からず、生まれてすぐロッカーに放置されたので母親の顔も知らない。 警察が回収する前に人身売買のバイヤーに拾われ海外へ売り飛ばされた。 そしてマフィアのボスに都合の良い殺人マシーンとして鍛えるべく買われることになる。 名づけられた名はイタリア語で「死」を意味する『モルテ』 両親の顔も分からないし家族というものにさしたる関心も無く、愛が何なのかも知らない。知ろうとも思わない。 そんな状況で毎日ひたすら拷問じみた厳しい訓練の日々を送った彼は8歳の時点で 女子供だろうが容赦なく皆殺しにする血も涙もない冷徹な暗殺者として完成し、裏社会へと名を馳せる事となる。 全身に返り血を浴びた彼の姿を見た者は彼をこう呼んだ。『血染めの狩人』と。 しかし齢18の頃、ターゲットがオーヴァードであったため返り討ちにあい、瀕死の重傷を負うことになる。 ボスに連絡するも繋がらず、見捨てられたことを悟り死を覚悟した時、一人の人間に助けられる。 その人間こそ現在仕えている主人であった。 目が覚めると知らない天井。豪華な洋風な部屋だ。体は動かない。ベッドの隣には見知らぬ彼（もしくは彼女）がいた。 体が動かせるようになるまで親身になって看病してくれた。 生まれて初めて人に優しくされた彼はそれを何か裏があるのではないかと疑心暗鬼になっていた。 しかし話していく内にその人が心の底からの善人だということを理解した。そしてこういった人間は邪悪な人間に利用されやすいことも知っていた。 誰かの差し金で俺を助けたのでは？・・・頭の中でそう問いかけ続けている自分がいた。 やがて全快し、隙をついて主人の首に果物ナイフを突き立てる。 誰に頼まれて助けたのか、何を企んでいるのかと問いかけるが、 主人はあっけらかんと「自分の意志で。凶器を持っていようが死にそうな人を放っておけなかった」と答える。 それが本心からの言葉であると理解した彼は刃を納め「世話ンなった。もう会うこたァねーだろう」と言い、窓から出ていこうとする。 どこへ行くのかと聞かれれば 「さあな。今更カタギにァ戻れねぇし金も人脈もねぇ。まぁ、これまでの行いに相応しくどこかで野垂れ死ぬだけだ」と答える。 ならば、と主人は言い 「これまでの君はあの日あの時、死んだ。これからは自分に仕えて生きる理由を探さない？」 と手を差し伸べた。 それから新たな名前と生き甲斐を与えられ、現在に至るまで執事兼ボディーガードとして仕えることとなる。 最初こそ口が悪くマナーマの字もない立ち振る舞いであったが、主人の顔に泥を塗るわけにはいかないという努力の甲斐あって 今ではどこの社交パーティに出しても恥ずかしくないほどの礼節を重んじる人間へとなることが出来た。 そんな風に少しずつ、人間としての幸せを取り戻しかけていたが—————— ★お嬢様 小さい頃から身体が弱く入退院を繰り返していた。病室から逃げ出すじゃじゃ馬。 イタリアには恢復祝いで訪れていた。 おしとやかだがお転婆。5回に1回、社交界とか抜け出そうとする感じ。

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