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AF〈生命の木のお守り〉生命の木の精霊サクヤヒメからの贈り物。中には破邪の霊剣<別天羽々斬>の欠片が含まれており、悪しき存在の接近に対する＜目星＞が＋10％される。さらに、これを身に着けた者はサクヤヒメの生命力に守られ、CONとPOWがそれぞれ＋1される。 AF ＜古びた鍵＞ 夢の痕跡。想いの証。無くしてしまいそうな粗末なもの。柄の部分にフタリシズカの花が装飾されている。 一度だけPCがKPCに行う心理学に+50（その後はただの鍵になる）。 「生命の木」「心臓がちょっとはやく動くだけ」「君におはようと言えたら」「深淵虚構のディメンション」にてロスト。 ～以下「深淵虚構のディメンション」ネタバレ有～ 『深淵虚構のディメンション』 犬飼まつり「消滅の次元」END ぼくは生きてきた。あたたかい両親のもとに生まれ、優しい友人に出会い、人並みに学業に励み、就職し、生きてきた。 それがあの日、彼に出会った。はじめて見た彼は何かにひどく絶望していて、今にも命が零れ落ちてしまいそうだった。 それを僕はとっさに、そして必死につなぎとめた。あんなに何かに必死になったことは、今までの人生であっただろうか。 見ず知らずの、初めて会った彼を、なぜあんなに躍起になって助けたのか、今考えれば不思議だと思う。 それから僕は、居場所がないという彼を半ば無理やり家に連れ込み、二人で暮らし始めた。 これまで平坦だった毎日が、波打ち始めた。彼を元気づけようと行動するたび、逆に自分の感情が昂っているのを感じた。 彼といろんなことをしたなあ、一緒に本を読んだり、カレーを食べに出かけたり。毎日スーパーに買い物に行って、たまに本屋さんに寄って帰ったりして、二人とも料理なんてできなかったのに毎日毎日懲りずにやったよね。あの時食べたカレーは僕の人生で一番おいしかった。 ああ、たった２か月だなんて信じられないな。ぼくの人生は君のおかげで輝いたんだ、ぼくは、彼は、幸せだろうか。 それでも君と出逢って、生きて、一緒になくなるんだ。

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