タグ： 赤ずきん

【出自】 不明、生まれてすぐに孤児院に預けられる。 【経験】 人と馴染めない性格により、里親にも恵まれないまま孤独な孤児院暮らしを続けていた。 そんな時、些細なトラブルで大怪我を負い孤児院近くの診療所まで運ばれる事になる。 そしてその診療所での療養とリハビリ中、とある少女と出会う。 診療所内で唯一の歳の近い人間に意を決して話しかけた赤月は、その少女、紅浪沙羅の持ち前の優しさもあって時間をかけて互いに打ち解け合うことが出来た。 しかしある日診療所がとあるジャームの襲撃に遭い沙羅と同じ病室に居た赤月は沙羅を守りきれず、自身も再び大怪我を負う。 しかし後一撃というところで駆けつけた霧谷雄吾に助けられ命を拾うこととなった。 この時のショックでオーヴァードに覚醒すると共に事故のことを忘れており以降はUGNエージェントとして養成される事となる。 自らを「望まれず生まれた子」と思い込んでいた為自分に対する愛情があまり無い。 ただ沙羅の事は忘れてはいるが彼女との触れ合いは人格形成に大きな影響を与えており、「人の愛」という物は必ずこの世界に存在するとも考えている。 ただUGNエージェントという非日常の住人でいる事になれてしまった故にその対象が自分に向かう事はないと半ば諦めている。自己犠牲に走る程では無いが利他主義であると言ったところ。 【能力】 ブラム=ストーカーの能力で精製した赫き剣をキュマイラの完全獣化形態で振るう戦法を得意とする。 完全獣化の際は漆黒の革鎧の様な外骨格に覆われた姿に変化する。 実はブラム=ストーカーの能力はレネゲイドに感染はしていたがオーヴァードに覚醒する事が出来なかった沙羅の能力から由来している。 赫き剣は通常時はブレードの先が欠けた鍵。 破壊の血使用時はブレードに重厚な刃が付き完全な斧と成った斧剣の形を取る。 【忘れじの赤】 記憶喪失の赤月が発見された当時唯一持っていた赤い布。 赤月の意思に反応して赤月を守る特性から、周囲の人物からはリビングコートの一つだと思われている。 その正体は沙羅が殺された時に寝ていたベッドのシーツに沙羅の血液とブラム=ストーカーに覚醒した赤月の血液が混ざりあって染み付いたもの。 レネゲイドの敵意に反応する性質を持ち(RP用の設定)、普段は身体のどこかしらの部位に巻きつけてあるが完全獣化の際は面積が増大し赤月の身体と頭に被さる様にその在り方を変える。 【メモリー】 忘れじの赤 ある時から持っている自分を守ってくれる不思議な布、握ると不思議と温かい気持ちになる。 【余談】 赫き剣で作られる武器の銘は不開鍵(アンオープン)と万壊赫斧(オールセル)、この二つとエフェクトコンボの名称はUGNの戦闘訓練の際にとあるエージェント仲間から名付けられた。 オールセルはコードネームにもなっており赤月もこの名前を嫌ってはいない。 不開鍵の形状は記憶の扉を開きたい彼の欲求とそれを実現する事が出来ない苦悩がそのまま現れていると推測されている。

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